現在レアル・マドリードからドルトムントに期限付き移籍しているモロッコ人DFのアクラフ・ハキミは今季これまで、ブンデスリーガチャンピオンズリーグを合わせて9ゴール10アシストを記録し、ディフェンダーながら驚くべき成績を残している。スペイン紙『マルカ』によると、その活躍はレアル・マドリードDFマルセロやバイエルンDFジョシュア・キミッヒをも凌ぐという。

 ハキミはレアル・マドリード在籍時、同ポジションダニエル・カルバハルの存在により十分な出場機会を得ることができず、2018年ドルトムントに期限付き移籍していた。

 ドルトムントでの活躍の要因としては、ルシアン・ファーブル監督が3-4-3のシステムに移行したことで、より攻撃的なプレーができるようになったことがあげられる。

 今季の9ゴール10アシストという数字は、2009-10シーズンに3冠を達成したインテルで活躍したマイコン(現クリシューマEC)が残した19ゴールという数字に匹敵するものだ。また、ディフェンダーでは 2009-10シーズンに4ゴール18アシストを記録したダニエウ・アウヴェス(当時バルセロナ、現在はサンパウロに所属)だけが唯一ハキミの成績を上回っている。アウヴェス、マイコン、ハキミに続くのは2017-18シーズンジョシュア・キミッヒ、2018-19シーズンのジョルディ・アルバ、同じく18-19シーズントレントアレクサンダー・アーノルド2012-13シーズンフィリップ・ラーム2016-17シーズンのマルセロ、同じく16-17シーズンダニエル・カルバハルとなっている。

 今季はブンデスリーガでまだ5試合を残すハキミだが、ダニエウ・アウヴェスの記録を抜くことができるか注目が集まっている。なお、代理人によるとハキミは今夏、レアル・マドリードに戻る意思があるという。

ドルトムントで飛躍するアクラフ・ハキミ[写真]=Getty Images