株式会社RVHが、株主優待を廃止することを、2020年6月3日16時に発表した。

 RVH株主優待は、2020年2月28日に変更されたばかりで、内容は「3月末時点で100株以上を保有する株主に、株式会社ラブリークィーンのECサイトで利用できる商品20%OFFチケット及び商品50%OFFチケットを贈呈」というものだったが、2020年3月末に実施された分で「廃止」となることが発表された。

 ちなみに、それ以前の内容は「『ミュゼプラチナム』美容脱毛チケットや『たかの友梨ビューティクリニック』エステ無料券などを贈呈」というもので、高利回りな株主優待として注目されていたが、RVHが連結子会社だった株式会社ミュゼプラチナム、及び株式会社不二ビューティの株式を譲渡したことから、上記の内容に変更されていた。

 2020年2月に変更されたばかりにもかかわらず、株主優待が廃止に至った理由は「昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大等による株式会社ラブリークィーンの急激な収益性低下等を勘案し、当社の保有する同社の全株式を譲渡することとし、これらを踏まえ、株主優待制度について慎重に検討を重ねました結果、誠に遺憾ではありますが、株主優待制度を廃止させていただくことといたしました」とのことで、すでに権利が確定している2020年3月末実施分を最後に廃止となる。

廃止されるRVHの株主優待制度の詳細

◆廃止されるRVHの株主優待制度の詳細
基準日 保有株式数 株主優待内容
3月末 100 ラブリークィーンのECサイトで利用できる
「商品20%OFFチケット」及び「商品50%OFFチケット」

 RVH株主優待は、2020年2月に改悪されて、わずか3カ月後には「廃止」が決定した。2月に改悪された時点で株主優待株としての魅力は損なわれていたため、今回の「廃止」によるインパクトはそれほど大きくはないかもしれない。
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 なお、RVHレディーサービス事業やメディアコンサルティングなどを手掛ける企業。2020年3月期(通期)の連結業績の発表は、新型コロナウイルスの影響で大幅に遅れており、6月8日の公表を予定。参考までに、2020年2月14日時点で発表している連結業績予想は、売上高が563億円(前期比4.2%減)、営業利益が2億5000万円、経常利益が4億9000万円、当期純利益が23億円の赤字。さらに「新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、主にレディサービス事業において一部店舗の営業時間短縮または休業、各自治体からの外出自粛要請によるイベント中止、消費者の消費マインドの減退等により同事業の販売活動に影響が出ております」とのことで、業績が下方修正されるリスクも考慮しておいたほうがよさそうだ。

RVH
業種 コード 市場 権利確定月
サービス 6786 東証2部 3月末
株価(終値) 必要株数 最低投資金額 配当利回り
125 100 1万2500円
※株価などのデータ2020年6月3日時点。最新のデータは上のボタンクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。
RVHはレディースサービス事業やメディアコンサルティングなどを手掛ける企業。