2011年12月4日慰安婦問題を巡る水曜集会が1000回目を迎えたこの日「平和の少女像」が建てられた。初案としては、慰安婦被害者を慰める碑の序幕の予定だった。

 だが、おかっぱ頭に韓国の民族服を着て椅子に座っていた。一つ一つ次々にできる像を見ると、手に椿を持っていたり、背中に翼がある少女もいた。貝を採取中に連れ去られた少女の話をモチーフに少女像の横に鋤が入ったザルが置かれていた少女像もあった。

 韓国全土に、今現在120ヵ所以上に建てられている。その他に女子高生たちが30センチほどで作った「小さな少女像」も200カ所を超える中学、高校に置かれている。

 少女像は、こうして、慰安婦の象徴となった。しかし、この活動は支援団体が行っているものであって、すべてを国家が許しているわけではない。許可がおりず撤去された像もある。すると、デモ隊が「日本の手先」と攻撃して、降伏させたものもある。

 2015年には、広州広域市で少女像募金を行った20代の男が、総額4200万ウォン(約365万円)を横領する事件もあった。像が増殖していくことに対して国民は貧しい生活の中から寄付をする。しかし、支援団体の中心にいる奴は、どの支援団体でも会計が不明瞭なのである。

 最近設置された少女像が古い布団にくるまれたまま除幕も出来ないで放置されている。最初に少女像を作った夫婦が「著作権の侵害」を訴えているからだ。この夫婦は、今まで100体近い少女像を作り、30億ウォンを売り上げている。

 そもそもは、一つの偶像でなく、象徴モチーフとして作られたはずだ。そこに、芸術はなかったはずだ。著作権侵害を訴えるならば、似たような像は全く作れなくなる。最初に作った夫婦の丸儲け、金儲けの道具にしか過ぎない。

 コロナの時期だからとマスクをしてもらっている像もある。冬にはマフラーも巻かれる。元慰安婦からしたら、こんなに生々しい像を望んでいなかったかもしれない。

 著作権を持つ製作者がいるのならば、世界中にある少女像は、金儲けの象徴となる。命の日が残り少ない元慰安婦たちはどう思っていることだろう。

韓国の国旗