かつてレアル・マドリードやブラジル代表で左サイドバックとして活躍し、現在はレアル・マドリードのアンバサダーを務めるロベルトカルロス氏がコロンビアのラジオ番組に出演し、同国代表のエースであるハメス・ロドリゲスについて語った。

 R・カルロス氏はBlu Radio局の番組『Blog Deportivo』に出演。J・ロドリゲスのことを「怪物だ」と絶賛し、選手とアンバサダーという立場ながら、私的な交流があることも認めている。

「数日前にもハメスと話をした。自宅で食事を作ったから招待したんだ。ちょうど彼も娘の誕生日を祝っていたところで、残念ながら一緒に食事をすることはできなかったんだけどね」

 J・ロドリゲスバイエルンへの期限付き移籍を経て今シーズン、レアル・マドリードに復帰したが、中断前のラ・リーガでは十分な出場機会を得られていなかった。しかしR・カルロス氏は「少し我慢してほしい」と望み、その理由を次のように語った。

「ジズー(ジネディーヌ・ジダン監督)はハメスのことが大好きなんだ。ジズーはチームに多くの変化をもたらしている。チームの哲学やメンタリティは変更され、これからはレギュラー11人だけではなく、25人程度をローテーションさせながら戦うことになる。もちろんハメスのことも戦力として考えているよ」

 そのうえで、J・ロドリゲス本人に対してはこのように呼び掛けた。

指揮官が何を考えようと、ハメスにとって最も重要なことは、自分自身の力を信じることだ。いつもと同じようにトレーニングし続けてほしい。そして試合に出場するチャンスが来たときには、自信に満ちたプレーを見せてほしい。レアル・マドリードでもコロンビア代表でも、同じようなプレーをしてくれればいいんだ」

R・カルロスがラジオ番組でハメスについて語った [写真]=Getty Images