1.趣旨・経緯
 神戸市と日本マイクロソフト株式会社は、新型コロナウイルス対策を契機として、「働き方改革」、「スマートシティ実現に向けたデータ連携基盤の推進」、「デジタル人材育成・交流」「子どもや青少年の学びの支援」の計4項目において、包括連携協定を締結いたしました。

 この度の協定締結を機に、神戸市と日本マイクロソフト株式会社は、協働で本市のデジタルトランスフォーメーションを推進してまいります。

2.新型コロナウイルス対策の取り組み
 日本マイクロソフトなどの企業や団体と本市が連携、協働し、業務効率を高めるアプリケーションを、Microsoft Power Platform(注)を活用して開発・提供してきました。
(1)「新型コロナウイルス 健康相談チャットボット」 5月20日(水曜)発表
(2)「新型コロナウイルス関連のデータ公開サイトを統合(ダッシュボード)」 6月1日(月曜)発表
(3)「特別定額給付金の申請状況等確認サービス(住民ポータル)」 5月29日(金曜)発表

さらに、日本初となる、「音声通話による特別定額給付金の申請状況等自動案内サービスを開始
6月5日(金曜)予定)

(注)Microsoft Power Platformとは
日本マイクロソフト株式会社が提供する業務アプリケーション作成、データ分析・洞察の取得、業務プロセス自動化、チャットボット作成など、様々なツールを提供する統合型クラウドサービスです。
https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/dynamics/power-platform.aspx

3.神戸市と日本マイクロソフト株式会社との包括連携に関する協定書の具体的な内容
(1)デジタルトランスフォーメーションの推進による働き方改革に関すること
  ・マイクロソフトの知見による職員向けオンライン研修実施
  ・デジタルツールの利活用推進 等

(2)スマートシティ実現に向けたデータ連携基盤の推進に関すること
  ・スマートシティ実現に向けたデータ連携基盤の検討
  ・海外スマートシティのデータ連携基盤の調査研究
  ・市民との接点の改善などスマートシティサービスの試行プロジェクト 等

(3)デジタル人材の育成および人材交流に関すること
 ・デジタル活用人材育成のため、サービスデザイン思考ワークショップ
 ・政策形成やビジネス創出にAIを安全に有効に活用するためのAIビジネススクール 等

(4)デジタルを活用した子どもや青少年の学びの支援に関すること
  ・家庭学習の補完となるオンライン双方向通信などの充実化支援
  ・子どもたちの主体的な学びを支援する様々なデジタルツールとその効果的な利用方法の提供
  ・コミュニケーション教育ツールとしてのチャットボット活用可能性の検討 等

4.問い合わせ先
包括連携協定の締結に関すること
企画調整局つなぐラボ 松崎・山下
TEL:078-322-6462内線:2365
E-mail:besmartkobe@office.city.kobe.lg.jp

日本マイクロソフト等との新型コロナウイルスに対する取り組みに関すること
企画調整局情報化戦略部 山川、横尾
TEL:078-322-6248 内線:2861
E-mail:ict_innovation@office.city.kobe.lg.jp

《参考》
5月20日(水曜)発表 「新型コロナウイルス 健康相談チャットボット」
https://www.city.kobe.lg.jp/a08691/748596411204.html
5月29日(金曜)発表 「特別定額給付金の申請状況等確認サービス(住民ポータル)」
https://www.city.kobe.lg.jp/a06448/kyufukin/457635466323.html
6月1日(月曜)発表  「新型コロナウイルス関連のデータ公開サイトを統合(ダッシュボード)」
https://www.city.kobe.lg.jp/a89138/press/20200601.html

配信元企業:神戸市

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