女優の千眼美子が4日、都内で行われた映画『心霊喫茶「エクストラ」の秘密‐The Real Exorcist‐』大ヒット舞台あいさつに共演の伊良子未來、大浦龍宇一とともに出席。自身が隠している秘密を聞かれた千眼が「今、恋をしてまーす!」と大胆発言を繰り出し、会場をどよめかせた。

【写真】笑顔の千眼美子、艶やかなワンピースで登場

 本作は、2月に行われたモナコ国際映画祭にて、最優秀作品賞(エンジェルトロフィー賞)を含む4冠を獲得。3月には、ナイジェリアのエコ国際映画祭でも最優秀作品賞を含む2冠に輝き、興行通信社が発表する全国映画動員ランキングでは3週連続で1位となった。主演の千眼は、喫茶店アルバイトとして働きながらエクソシストとして人々の悩みを解決していく不思議な力をもった主人公・サユリを演じる。

 観客の拍手に出迎えられ登場した千眼は、同作の公開について「今は200館以上で公開されておりまして。東京を舞台にしている物語なので、やっぱり東京の方に観ていただきたいという思いが強かったです」としみじみ。

 さらに作品とコロナ禍にある世界を照らし合わせ「この映画では目に見えない物と戦っているのですが、今私たちもまさにそういう状況であると思うんです。力強い前向きな映画なので、やっと届けられるということをうれしく思っております」と語った。

 ウェイトレスエクソシストという2面性のある役柄に関しては「難しかったですけど、私も実は出家をさせていただいておりまして。今日は普通の25歳の普通の女の子って感じなんですけど、宗教家という面もあるのでそれを行ったり来たりするのと似ていました」とコメント。

 続けて「目に見えないものを扱うって真心とか誠意が大事で、メンタル面を鍛えてないと持ってかれちゃう感じもあったので、そんな時は腹筋背筋腕立て伏せスクワット。あとは毎日最低3キロは走るというのを決めてました」と、同作の撮影にあたって、心身ともに調整を行っていたことを明かした。

 また、作品タイトルに“秘密”という言葉が含まれていることにちなみ、キャスト陣に秘密を明かしてもらう場面では、千眼が「千眼は今、恋をしてまーす!」と大胆発言。会場にどよめきが広がると「それは誰か。“神様”でーす! 模範解答でしょー」といたずらっぽく笑っていた。

 映画『心霊喫茶「エクストラ」の秘密‐The Real Exorcist‐』は公開中。

『心霊喫茶「エクストラ」の秘密‐The Real Exorcist‐』大ヒット舞台挨拶に登場した千眼美子  クランクイン!