アジアサッカー連盟AFC)は5日に声明を発表し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の残りの試合を行う方針を示した。

 新型コロナウイルスの影響により各国のリーグだけでなく、ACLや2022 FIFAワールドカップ カタールのアジア2次予選などの試合が延期されることとなった。現在ACLはグループリーグ、決勝トーナメントを含め99試合が残っている。

 AFCは、「12月にカタールで開催予定のFIFAクラブワールドカップが始まる前にACLを終えるための提案をし、会議で代表者からのコメントを受け、AFCは大会形式と日程を調整、最終審査を経て、AFC競技委員会に提案書を提出し、承認を得る予定だ」、「AFCはオンラインでの会議で全加盟協会がACLの残りのシーズンを消化するための最善の方法を見つけるという基本的な原則に合意した」と声明を発表した。

 また、「商業的な理由を考慮することは重要だが、大会のスポーツ的な整合性や、すべてのステークホルダーの安全性と幸福が最優先事項であると合意した」と表明している。

AFCが声明を発表した [写真]=Getty Images