ボタン電池に高い死亡リスクが

時計やゲーム機ノートパソコンなどに使用されているリチウムイオン電池。多くの小型の電化製品に組み込まれており、私たちの生活に非常に身近な存在である。

今回、この電池を間違って飲み込んでしまった女の子に恐ろしい悲劇が起こった。

被害にあったのは、ロシア・ブリャンスク在住のバレリア・マカロバさん(12)。彼女は今年5月、自宅で時計の電池を交換をしようとしていた時に、内蔵していたボタン誤飲してしまい、母親と病院へ行くこととなったという。

この時点で医師は「自然に排出される」と診断し、そのままバレリアさん親子を帰してしまった。

しかし、家に着いてすぐに血の混じった咳を催すように。医師らはX線検査では見つけられなかったと言うが、ボタン電池は食道に付着してしまっていたのである。

バレリアさんがボタン電池を誤飲してしまった1週間後、心肺停止し死亡が確認された。

地元警察の捜査官は、彼女が病院側の過失で犠牲となった可能性があるとみて、病院で受けた治療の内容について捜査を開始。

彼女の死を見ていたという一家の友人は、地元メディアに対し「彼女の死は非常に痛ましいものでした」と明かし、「一軒目の病院では自然に出てくると判断されてしまいました。両親が別の病院に連れて行きましたが、救うことができませんでした。」と、当時のことについて語っていた。

インタビューに答えた女性によると、バレリアさんは今年の5月5日12歳になったばかり。入院後も何日も痛みに苦しみ続け、喀血が止まらなかったという。

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リチウムイオン電池の誤飲は世界各国で相次いでおり、今回のバレリアさんの事件と同様に死に至るケースも多い。被害にあっているのは、主に子供やペットだという。

日本小児外科学会の記事によると、ボタン電池を飲み込むと、中身のアルカリ性の物質が消化管を腐食し、1時間から30分ほどで消化管に穴を開けてしまうのだという。

この場合、摘出手術を行う必要があるというが、今回亡くなってしまったバレリアさんがその手術を受けていたかは報じられていない。

ボタン電池は飲み込むと非常に危険である。交換などをする際は、子供の手が届かないところに置くなど、適切に取り扱って欲しい。

 

参照元:Daily StarTwitter日本小児外科学会

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