西武鉄道の特急車両「001系 Laview」が2020年のブルーリボン賞を受賞した。西武鉄道の車両としては初代特急車両「5000 系レッドアロー号」以来、50年ぶりの受賞となる。

「001系 Laview」は西武鉄道の次世代フラッグシップトレインとして、建築家・妹島和世氏がデザイン監修し、株式会社日立製作所が製造を担当。2019年3月16日に運行を開始した。

鉄道友の会は同車両を「スタイリッシュで特徴的な外観デザイン、良質な雰囲気を備えつつ機能性の充実やバリアフリーの促進が図られた客室・設備のほか、最新水準の機器類の積極採用による省保守性や信頼性の向上、環境負荷の低減など、現代の鉄道車両として完成度が極めて高く魅力あふれる車両にまとめられています。」と評価している。

車両のデザインを担当した建築家・妹島和世氏は「ブルーリボン賞ご受賞おめでとうございます。このプロジェクトに参加させていただきましたことを光栄に思います。初代レッドアローの 1970 年の受賞から丁度 50 年ぶりの受賞ということで、今回のたくさんの方々との取り組みが、新しい節目としても評価されたようにも思われとても嬉しいです。これからも皆さまにずっと愛されてたくさんの方々に乗っていただければと思います。」とコメントした。

鉄道チャンネル編集部