サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回はレアル・マドリーベルギー代表FWエデン・アザールチェルシー時代に決めたゴールだ。

リールでプロデビューを飾ったアザールは2012年夏にチェルシーに移籍。チェルシーでは、昨夏にレアル・マドリーへ移籍するまで、公式戦352試合に出場して110ゴール92アシストを記録。

2度のプレミアリーグ優勝(2014-15、2016-17)と2度のヨーロッパリーグ優勝(2012-13、2018-19)、FAカップ(2017-18)とリーグカップ(2014-15)をそれぞれ1度優勝するなど、チェルシーに数々のタイトルをもたらした。

その中でも見事だったのが、2017年2月4日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナル戦でのゴールだ。

ホームにアーセナルを迎えての“ビッグロンドンダービー”を戦ったチェルシー。1点リードの後半、アザールハーフウェイライン付近でボールを持つと、まずは相手DFローラン・コシエルニーをかわす。さらに、追いかけてきたMFフランシス・コクランのチャージを体でブロックしながら振り切ってそのまま独走する。

そして、ボックス内で戻ってきたコシエルニーと再びマッチアップするも、巧みなフェイントでボールに触られず。最後は元同僚のGKペトル・チェフを破った。

マドリーへ移籍してからはケガもあり、消化不良なシーズンを送っているアザール新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響を受け中断しているラ・リーガが11日から再開されるだけに、残りシーズンでチェルシー時代のようなスキルを見せてほしいところだ。

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