安倍総理は5日、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で拉致被害者家族会の前代表・横田滋さんが亡くなったことについて、ぶら下がり取材に応じコメントした。

【映像】安倍総理 横田滋さんの訃報に沈痛

 「本当に残念です。横田滋さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。そして、(妻の)早紀江さんをはじめご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げたいと思います。

 滋さんとは本当に長い間、めぐみさんをはじめ拉致被害者の方々の帰国を実現するためにともに戦ってまいりました2002年10月15日、5人の拉致被害者の方々が帰国を果たされた時、羽田空港に当時私は官房副長官としてお出迎えに伺いましたが、横田滋さんは早紀江さんとともに家族会の代表として来ておられました。代表としての責任感から、その場を記録に留めるためにカメラのシャッターを切っておられました。帰国された拉致被害者の方々がご家族の皆さんと抱き合って喜びを噛み締めておられたその場を、写真に撮っておられた滋さんの目から涙が流れていたのを今でも思い出します。あの場にめぐみさんがおられないということがどんなに残念で、悔しい思いだったかと、本当に思いました。

 滋さんが早紀江さんとともに、その手でめぐみさんを抱きしめる日が来るようにという思いで今日まで全力を尽くしてまいりましたが、そのことを総理大臣として未だに実現できなかったことは断腸の思いでありますし、本当に申し訳ない思いでいっぱいです。めぐみさんをはじめ、拉致被害者の方々のふるさとへの帰還・帰国を実現するために、あらゆるチャンスを逃すことなく果断に行動していかなければならないという思いを新たにしています。改めまして、滋さんのご冥福を心からお祈り申し上げます」

ANNニュース
 

映像:横田めぐみさんの父・横田滋さんが死去 87歳

横田滋さんの訃報に安倍総理「めぐみさんをその手で抱きしめる日を実現できず、申し訳ない思いでいっぱい」