アメリカのある一家が飼っている巨大なウサギが話題を呼んでいる。通常のウサギよりはるかに大きなその身体で、小さな子供と一緒に食卓を囲む様子はまるでファンタジー映画のようだ。この巨大ウサギを「家族の一員」と呼ぶ飼い主が開設したインスタグラムに多くの人が癒されているという。『news.com.au』『7NEWS.com.au』などが伝えている。

ワシントン州シアトルに住むスミスさん一家は、“ココ・パフ(Cocoa Puff)” という2歳のウサギを飼っている。ココ・パフはコンチネンタル・ジャイアント(continental giant)という大型種のウサギで、中型ウサギの平均体重が2~4キロであるのに対し、ココ・パフの体重は9キロもある。写真を見るとその大きさは一目瞭然だが、ココ・パフはコンチネンタル・ジャイアントの中でも小さめだという。

スミスさんの妻リンジーさん(Lindsay)はココ・パフ専用のインスタグラムアカウントを開設しており、リンジーさんの子供たちハンターくん(Hunter、7)とメイシーちゃん(Macy、4)がココ・パフと遊ぶ姿を多く投稿している。フォロワー数は30万人弱で、多くの人がココ・パフに癒されているようだ。

ココ・パフは室内飼いできるように、約6か月かけてトイレトレーニングを行ったという。家の中ではケージに入れず自由に動き回っており、子供たちと遊んでいる。森の中へ散歩にも出かけることもあり、驚いたことにその際リードは付けないというのだ。リンジーさんは「ココ・パフはいつも私たちにぴったりとくっついているのです」と話しており、逃げ出してしまう心配はないようだ。散歩の場所も犬などウサギを襲ってしまうような動物がいない場所を選んでいる。

食事もココ・パフの大きな体に似つかわしく、大皿に緑の葉や干し草、ウサギ用ペレットなど盛りだくさん。さらにココ・パフはおやつも大好きで、ドライバナナやマンゴーをよく食べているとのことだ。メイシーちゃんとテーブルに並んで一緒に食事をする様子もインスタグラムに投稿されている。

ココ・パフが家に来た当時のことを、リンジーさんは「初日からメイシーと本当に特別な関係を築いていました。メイシーはココ・パフをあちこち追いかけ回し、抱きしめたり枕にしていましたが、ココ・パフはそれを許しているようでした」と話している。ココ・パフはやんちゃなメイシーちゃんの行動にも優しく対応しているのだ。

リンジーさんは「ココ・パフと子供たちの交流は、誰にも奪えない本当に貴重なものです。ココ・パフは家族の一員です」と話しており、子供たちとココ・パフとの生活を優しく見守っている。

画像は『Cocoa Puff the Giant Rabbit 2020年3月26付Instagram「Cocoa Puff — 18.5lbs — 2.5 years old — Breed: Continental Giant ⁣⁣」、2019年11月22付Instagram「There is no better way to start the day than eating breakfast with your BFF.」、2020年4月30付Instagram「Raise your hand if you want to be tackled by a giant rabbit.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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