ブレシアに所属するイタリア代表MFサンドロ・トナーリは、いつの日か世界を代表する選手になりたいという意欲にあふれているようだ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

2017-18シーズンにブレシアで頭角を現し、今季からセリエAに初挑戦しているトナーリ。繊細なボールタッチで中盤を圧倒し、まだ20歳とは思えないプレーを披露。今季はここまで23 試合に出場し1得点5アシストを記録している。

昨年10月には、飛び級でのイタリアA代表デビューも果たしており、その風貌とプレースタイルから同国のレジェンドであるアンドレア・ピルロを重ねるサポーターも多い。

ところがトナーリ本人は、以前から比較されることを拒否しており、今回のインタビューでも「似てない」と断言。だが、いずれはピルロのような世界的なレベルに到達したいと考えているようだ。

「いいや、僕と彼は似ていない。後継者になるつもりはないよ」

「そもそも僕は彼のようにミリ単位の精度を誇るロングボールは蹴れない。羨ましいとは思ってるけどね」

「正しい犠牲を払えば、世界のトップに到達できるとわかっている」

「目標の半分も達成出来てないけど、達成出来るだけの力があると信じている」

トナーリは、今夏にもユベントスインテルなどのビッグクラブに移籍するのではないかと言われている。先日には、バルセロナからオファーを受け取ったとブレシアのマッシモ・チェリーノ会長が公にしており、移籍マーケットの開幕を前にして早くも争奪戦が行なわれている様子だ。

サムネイル画像