2020年1月から世界中で感染拡大している、新型コロナウイルス感染症

日本では同年5月25日に全国で緊急事態宣言解除が解除されましたが、手洗いうがいやマスクの着用を心がけるなど、引き続き予防をする必要があります。

そんな中、不安視されているのがマスク着用による熱中症。マスクを着用した状態での運動を避けるよう、各自治体が注意喚起をしています。

クロネコヤマトが配達員のマスク着用についてお知らせ

同年6月5日、運送会社であるヤマト運輸(通称:クロネコヤマト)が夏季にかけての従業員のマスク着用ルールについて、Twitterで告知。

クロネコヤマトはこれまでも、Twitterでいろいろな情報を発信しています。

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クロネコヤマトは従業員の熱中症防止のため、運転中や周囲に人がいない場所での作業中はマスクを外して業務を行うことがあると発表しました。

きっとこの発表は、「配達員がマスクを着けていないところを見た」というクレーム対策でもあるのでしょう。

配達員の健康を気遣うだけでなく、理不尽なクレームから従業員を守ろうとする姿勢が感じられます。

クロネコヤマトの発表は拡散され、「いつもありがとうございます」という感謝のコメントや『いいね』が寄せられました。

・運転中や荷物を下ろしている時は外してもいいと思う。熱中症になったら大変。

・ただでさえ外出自粛によって荷物が増えているだろうし、マスクをしたままでは苦しいと思うから賛成です!

・マスクを着けたままあれだけ動いて、重い荷物を運んでいたら苦しいですよね。無理しないでくださいね。

感染防止のため、クロネコヤマトは配達員と非対面で荷物を受け取る対応も行っています。

インターホンなどで配達員に「ドアの前に荷物を置いてください」と伝えると、印鑑やサインをせずとも荷物を受け取ることができるのです。

配達員と利用客の両者が安心して暮らせるよう、思いやりの心を持っていたいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@yamato_19191129
※写真はイメージ