パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールが母国で個人情報流出の被害に遭ったようだ。ブラジル『UOL』が報じている。

『UOL』が報じたところによれば、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続くブラジルでは、コロナ禍で困窮する低所得層への緊急援助対策として、600レアル(約1万3000円)の給付金が支給されることになっているという。

そういった中、フットボール界においてトップクラスのサラリーを受け取っているとされる、ネイマール個人情報を使用して、前述の給付金の申請が行われたことが発覚した。

もちろん、受給の対象外であるネイマールの申請は認められないが、申請書に使用されたID番号などが本物であることから、個人情報の流出が発覚することになった。

なお、ネイマールの関係者は『UOL』の取材に対して、「明らかにネイマール自身は今回の申請を行っていない。そして、我々は誰が申請を行ったかもわからない。同時にネイマールの代理人たちは今回の報道で知るまで、その制度自体を知らなかった」と、コメントしている。

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