お笑いコンビ・EXITが、6月4日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。抗議デモが米全土から世界へと拡大する中、“人種差別”についての考えを語った。

番組はこの日、5月末に米ミネソタ州で起きた、白人警察官による暴行で黒人男性が死亡した事件を発端に、人種差別への抗議デモが米全土から世界中へと拡大していることに触れ、各地のデモの様子や“黒人差別”の背景を振り返りながら、人種差別について議論を展開。

りんたろー。は「差別っていうのは社会の中で無数に存在していると思う。その中でアメリカを代表する差別が黒人と白人。でも黒人社会の中にも、差別はあると思う。閉鎖的な社会の中で、自分より下の人間を見つけることによって安定させてるというか。だから、ある種これをグローバル化するというか、外に向けて解放していくことが必要なのかなと思いました」と語る。

一方、兼近大樹は「僕はたぶん、人種差別的なことに生まれてから関わってきたことがないんですよ。分かりやすいものが近くになかったっていうので、映画とか本とかでそういうのがあるんだっていうのを学んだ。それは“過去のこと”っていう意識で刷り込んでたんですけど、実際にこういうの見ると、もうずっと続いてて、今もなお、それがあるものなんだっていうのを見せつけられて。これはちゃんと考えないといけないなって。今回の件で思いました」と、人種差別に対する意識の変化を打ち明けた。