新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行により、外出自粛が続いた日本では宅配業界の需要が急増。

感染リスクがある中で働くうえ、宅配便の取扱量が大幅に増えたことで、従業員たちの負担が大きくなっていました。

配達員からの感染を恐れた受取人にアルコールスプレーを掛けられる被害なども発生しており、人々から心配する声が上がったことも。

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そんな中、ヤマト運輸などを傘下に持つヤマトホールディングス株式会社(以下、ヤマトHD)が人々を安堵させる発表を行い話題となっています。

報いられるヤマトの従業員たち

2020年6月2日ヤマトHDは、配達員らグループの従業員計約22万人に、『見舞金』として1人当たり最大5万円を5月末に支給したことを明らかにしました。見舞金の総額は約70億円とのこと。

ヤマトHDは、今回の件について改めて次のように説明しています。

ヤマトHDは「国民の生活や企業活動を支えるため、感染症の不安を抱きながらも出勤し、業務を継続した従業員の心理的、肉体的負担に応えた」と説明した。

産経ニュース ーより引用

ヤマトHDの発表に、ネット上では好意的な反響が上がりました。

ヤマト運輸には本当にお世話になりました!

・正直、5万といわずにもっとあげてもいいくらいだと思う。

・『見舞金』の支給はいいこと!スピード感も大切ですね。

人手不足の中、社員の頑張りをしっかりと評価する企業が生き残る。

・利益をちゃんと還元するヤマトHD、いろいろ分かっている企業だな!

コロナウイルスの影響で、長期的な繁忙期となっていた宅配業界。

私たちも改めて、従業員たちに感謝の拍手を送りたいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
産経ニュース
※写真はイメージ