ポケットペアは、クラフト農業ハクスラ自動化建築マルチ対応オープンワールドサバイバルアクションゲーム『クラフトピア』の早期アクセス版をSteamにて2020年7月にリリースすると発表した。価格は2570円(税込)。

 『クラフトピア』は、「クラフト農業ハクスラ自動化建築マルチ対応オープンワールドサバイバルアクション」と銘打つ、様々な要素がてんこ盛りの3Dアクションゲームだ。 

 マインクラフトテラリアのようなクラフト・サンドボックス系ゲームのように木を切ったり石を掘ったりして素材を集め、さまざまな道具や設備を作成できる。ホバーボードやバイクなどの乗り物を作って、広大な世界を冒険することも可能だ。

 フィールドやダンジョンには巨大なモンスターが闊歩しており、モンスターハンターのように友人と協力して狩りを楽しむこともできるし、『ARK』のようにモンスターを手なづけ、飼育することもできる。

 ランダム生成されるダンジョンに潜り、レアな装備や財宝を求めてディアブロばりのハックアンドスラッシュに没頭してもいい。
 なお、現在のところマルチプレイクライアントホスト形式で最大8人まで対応しているが、マルチプレイ専用サーバーも順次用意していくとのこと。

 バトルやアクションが苦手な人でも、釣りをしたり牧場で作物を育てたりと、牧場物語スターデューバレーのようなスローライフを楽しむこともできる。

 農場の規模が大きくなってきたら、より高い効率を求めてFactorioSatisfactoryといった工場シミュレーションゲームのように工場を建築し、収穫を自動化することもできる。

 また、スキルツリーやキャラメイキングなどの自由度も高く、プレイスタイルによってビルドを変更することができる。マルチプレイでそれぞれ生産や戦闘などに特化させて、役割を分担することで効率よく冒険してもいいだろう。

 『クラフトピア』を開発するポケットペアは、アクション・カードゲーム『Overdungeon』をリリースした日本の新興デベロッパー。電ファミでは以前にポケットペア代表である溝部拓郎氏へのインタビューを掲載し、その独自の開発手法が話題を呼んだ。

素材の組み合わせだけのゲームが5万本セールス!? 「ほぼ1枚も描いていない」という『Overdungeon』作者に訊くWeb的ゲーム開発

 また、本作は7月の早期アクセス版リリースに先駆けて、無料のクローズドアルファテストを抽選で実施している。

 テストへの参加権はポケットペア公式Twitterをフォロー+キャンペーンツイートのリツイートに加え、Steam上で『クラフトピア』をウィッシュリストに追加することで応募可能だ。

 それに加え、電ファミニコゲーマー公式Twitterでも同時にクローズドアルファテストへの参加権をプレゼントする。当選はDMにて連絡、締切は6月12日(金)23時59分まで。テストの詳細についてはポケットペア公式Discordをチェックされたい。

 なお、本作は「自分たちの大好きな、リスペクトしてやまない偉大なゲームたちをすべて組み合わせたゲームを作りたい」という理想から生まれたという。

 ゲーマーなら誰でも一度は夢見るであろう「俺の好きな要素全部盛り」が本当に実現されているのかどうか、気になる方はクローズドアルファテストに応募して確かめてみるといいだろう。

『クラフトピア』Steamストアページはこちら

ポケットペア公式Discordはこちら

ライター
哲学科を卒業後、ディオゲネスのような暮らしを送っていたが、2017年11月より電ファミニコゲーマー編集部に加入。
ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a