ユベントスがエラス・ヴェローナに所属するアルバニア代表DFマラシュ・クンブラ(20)の獲得に向けて合意を取り付けた模様だ。イタリア『La Stampa』が報じている。
アルバニア人両親の下、ヴェローナで生まれ育ったクンブラは2018年にトップチームデビュー。迎えた今シーズン、ボローニャとの開幕戦でセリエAデビューを飾ると、ここまで公式戦19試合に出場するなど主力に定着している。
180cm後半の恵まれた体躯を生かした空中戦の強さに加え、インターセプトやボールホルダーへのタイトな寄せを得意としており、ローマのイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニに近いプレースタイルでイタリア国内での評価を高めている。
その逸材センターバックにはインテル、ナポリといった国内の強豪に加え、アーセナルやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドとプレミアリーグのビッグクラブから熱視線が注がれていた。
しかし、イタリア代表DFダニエレ・ルガーニやトルコ代表DFメリフ・デミラル、アルゼンチン人DFクリスティアン・ロメロと、ここ数年国内で活躍する若手センターバックの争奪戦をことごとく制してきたユベントスが、新たな逸材の獲得に成功した模様だ。
『La Stampa』が伝えるところによれば、移籍金は3200万ユーロ(約40億円)となり、選手本人とは5年契約で合意に至っているようだ。
なお、今回『La Stampa』が合意を報道した一方、イタリア『スカイ・スポルト』など幾つかのメディアは、依然として有力候補のインテルが獲得に近い位置にいると主張している。
ちなみに、クンブラは過去のインタビューで幼少期のアイドルにイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの名前を挙げていた。
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