新しい「ニーヴァス」
フォルクスワーゲンは、南米とメキシコ向けに、新しいコンパクト・クロスオーバー「ニーヴァス」を発売する。
この小型SUVは、2021年からヨーロッパの一部地域でも、販売される予定となっている。
「スポーティーでスリリングな」外観と「独特のキャラクター」を持つニーヴァスは、西ヨーロッパのTクロスと、ポジショニングが似ている。
ただし、新しいクロスオーバーは、低いクーペスタイルのルーフラインを持ち、全長が長く、幅も広くなっている。
今年初めに発表された、インド市場向けのVWタイグンと同じMQB AOプラットフォームをベースとしている。
ニーヴァスは、Volks Playと呼ばれる、ブラジルで開発された新しいインフォテインメントシステムを備えている。
10.0インチのハイデフィニション・スクリーンは、機能性を高め、Wi-Fiを内蔵したアップストアを含む、最近のヨーロッパのVWモデルと同様の技術を備えている。
最長10年間の稼働状況をテスト
厳しい南米の気候と道路環境の下、長期間にわたり信頼を得るために、耐久性と耐水性も備えられている。
同社は、クルマの電気システムのテストを行い、最長10年間の使用での稼働状況を確認している。
ニーヴァスは、アダプティブクルーズコントロールを備えた、初のブラジルモデルであり、自動緊急ブレーキ機能も備える。
キーレスエントリー、6つのエアバッグ、ドライバーの眠気検知器、デジタルダッシュボードも、ブラジル市場のこのセグメントで初の採用となる。
エンジンや価格などの詳細情報は、まだ明らかにされていない。
ニーヴァスは6月に南米市場で発売されるが、ヨーロッパでの発売計画の詳細はまだわかっていない。
使用するプラットフォームの関係で、西ヨーロッパでの販売はないと予想されるため、東ヨーロッパに限定されるだろう。
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