神戸市は、自然豊かな六甲山上に企業やクリエイターオフィス進出を促す「六甲山上スマートシティ構想」を策定した。

【写真】六甲ハイクの絶景ポイントから見た爽快な景色

六甲山上の遊休施設等の既存施設の改修などによる「自然調和型オフィス(没入空間)」、データIoT技術を活用したサービスの導入を促進する「最先端テクノロジー(実装空間)」、企業・クリエイター・住民のコラボレーションを生み出す「創造を生むつながり(共創空間)」が施策の柱。

6月からオフィス誘致を開始し、施設の改修経費などに最大3000万円を補助するほか、スタートアップの支援も行う。構想の計画期間は2023年まで。

日本一美しいクリエイティブ・スマート空間を目指す「六甲山上スマートシティ構想」

「六甲山上スマートシティ構想」は、神戸・六甲山の強みや個性を活かしながら、異なる要素を掛け合わせ、これまでにない発想の創造を目指す計画。プラン実現のため神戸市が誘致企業を支援する。

構想を推進する空間は「自然調和型オフィス(没入空間)」、「最先端テクノロジー(実装空間)」、「創造を生むつながり(共創空間)」の3つ。

自然調和型オフィス(没入空間)では、六甲山上の遊休施設等の既存施設を改修し、オフィスワークスペースとして使用する場合に、改修経費や情報通信環境整備費を最大3000万円補助する。また、スタートアップオフィス開設には、賃借料、改修費、通信回線使用料等を3年間で最大1300万円の支援を行う。

最先端テクノロジー(実装空間)では、データを活用した最先端テクノロジーを導入できるよう、官民の幅広い分野にわたるデータ連携基盤を整備。国家戦略特区制度を活用するなど、規制緩和にも取り組む。また、人口減少や高齢化エネルギー転換などの社会課題を、最先端テクノロジーを活用し解決する「Be Smart KOBE」プロジェクトを公募。事業提案に対し、補助金支給や実証場所の提供、広報協力などを行う。

創造を生むつながり(共創空間)としては、六甲山上の交流拠点となる「共創ラボ」を今年度内に設置。遊休施設等を活用したカフェや宿泊施設の一部をコワーキングスペースとして活用することで、クリエイティブな活動への地元事業者・住民等と新規事業者のコラボレーションを促進する。さらに、目的に合致したコワーキングスペースを新たに開設する場合に、改修費、事務機器取得費などを最大650万円補助する。

神戸市では6月からオフィス誘致を開始。2023年までが、これら「六甲山上スマートシティ構想」の計画期間となる。

【写真】神戸市が六甲山上スマートシティ構想を策定