2020年5月25日、全国で新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除されました。

これを機に、営業休止を余儀なくされていた多くの施設や店が『ソーシャルディスタンス社会的距離)』を守った上で営業を再開しています。

桂浜水族館の『エサやり寄付』がどこかおかしいと話題に

高知県高知市にある桂浜水族館も、営業を再開した施設の1つ。

しかし感染防止のため、ショーなどのアトラクションはすべて中止し、常設のエサやり体験のみ実施しています。

桂浜水族館は同年6月5日から1週間限定で、カワウソアシカ、トドにエサをあげられる寄付プランを募集し始めました。

しかし、ウェブサイトをよく見てみると…。

Gaiax スクリーンショットより

………ん?

Gaiax スクリーンショットより

「飼育員へのエサやり」…?

動物たちにまぎれているのは、桂浜水族館の飼育員へのエサやりプラン。

なんと、1000円でショーチームの飼育員である『ヤブ』さんと、ショーチームのリーダーである『まるのん』さんに『エサ』をあげられるようです。

ここではエサと表記されていますが、きっと飼育員に感謝の気持ちを込めておいしい食事をごちそうできる…という意味なのでしょう。

桂浜水族館のオンラインエサやりプランはネットで話題になり、「エサやりをしたい」という声が相次いでいます。

・これはエサやりしてみたすぎる。発想が最高。

・1000円ってことは、おいしい定食をあげられるのか!?これは寄付してみたい。

・飼育員も水族館で暮らす同じ生き物だからね!人間のエサが一番高いのがリアル。

ウェブサイトで『ベストセラー』順に表示をするとカワウソの次に表示されるほど人気が高い、飼育員へのエサやりプラン。

これらのエサやり寄付はクレジットカードやApple Pay、Amazon Payなどで決済することができるそうです。

また、寄付をした人の名字や在中の地域については、同月6日に行われる桂浜水族館イベントで紹介される可能性があるとのこと。

きっと、今後も多くの人が「いつもありがとう」の気持ちを込めて『エサ』を与えるのではないでしょうか…!


[文・構成/grape編集部]

出典
Gaiax