衛生プロトコルを破ったとしてドイツサッカーリーグ機構(DFL)から罰金処分が科せられたドルトムントMFジェイドン・サンチョに、トルコ代表MFエムレ・ジャンが言及した。

問題となったのは1枚の写真。サンチョを含むドルトムントの6選手が散髪をしているのだが、マスクをつけておらず衛生プロトコル違反だと批判が相次いだ。

MFトルガン・アザール、MFアクセル・ヴィツェル、DFラファエウ・ゲレイロ、DFダン=アクセル・ザガドゥ、DFマヌエル・アカンジらが対象となった今回の騒動に、DFLはサンチョとアカンジに1万ユーロ(約123万円)の罰金を科すことに。残りの4名に関しては証拠不十分ということになった。

サンチョはこの件にツイッターで「冗談だろ、DFL!」と投稿。すでに削除されているものの、あまりに重過ぎる処分に納得のいかない様子だった。

一方、ジャンは3月に20歳になったばかりのサンチョに若気の至りだったとして反省を促した。それでも優れた人間であることをドイツスカイ』のインタビューで強調している。

ジェイドンは気持ちの良い青年だよ。でも少し冷静になる必要があったね」

「僕たちもジェイドンにちゃんと指導しておかなければならなかった。今後、彼は同じようなミスを犯すわけにはいかない。チームとして彼のことは常に気にかけておかないとね」

「僕らが困っているわけじゃないけど、彼がもっと規律を守らなきゃならないこともわかっている」

「スキャンダルを起こすためにわざとやったことではないだろう。彼は時々、人を信用し過ぎてしまうだけなんだと思う」

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