7日、東京競馬場で行われたG1・安田記念は、3番人気に支持された池添謙一騎乗のグランアレグリアが直線早め先頭からの圧勝。圧倒的1番人気のアーモンドアイを打ち負かした。

安田記念、勝利ジョッキーコメント
1着 グランアレグリア
池添謙一騎手
「(目の腫れについて)3コーナーで芝の塊がまともに顔に当たって、ちょっと醜い顔ですみません。まずは、しっかり良い状態に仕上げてくれていましたし、返し馬ですごくそれを感じることが出来ましたし、関係者がしっかり仕上げてくれたのと、追い切りで杉原騎手が乗ってくれていて良い状態に仕上げてくれたのでまずはそこに感謝しています。道中、折り合いが大事な馬なのでそこを気をつけてレースを進めていこうと思っていました。良いリズムの中でのあそこのポジションだったので、良いポジション取れたなと思いながら、後はタイミングひとつだなと思っていたんですけど、有力馬が後ろにいるなというのは感じていました。ちょっと外から何が来たのか分からなかったんですけど、あそこで塞がれるのが嫌だったので自信を持って動かしていって、しっかしそこからも反応してくれて直線抜け出してからも踏ん張ってくれて本当によく頑張ってくれたと思います。必死で追っていたのでどれくらい差がついているのかとか、後ろからくるのかというのはずっとヒヤヒヤだったんですけど、アーモンドアイが来ると思っていたので、でも最後まで凌いでくれて、本当にグランアレグリアが1番頑張ってくれたと思います。アーモンドアイだけでなく、今日のメンバーというのはすごい良いメンバーでしたし、その中で勝てたというのはこの馬の価値が上がったと思うので、その手助けが出来たので良かったですし、藤沢先生の馬で勝てて良かったです。今日G1勝つことが出来て、僕の仕事というのはしっかり出来たと思いますし、またこれからチャンスがあるならこの馬にずっと乗っていたいと思うので、是非また乗りたいなと思いました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 7日、東京競馬場で行われた11R・安田記念(G1・3歳上オープン・芝1600m)で3番人気、池添謙一騎乗、グランアレグリア(牝4・美浦・藤沢和雄)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に1番人気のアーモンドアイ(牝5・美浦・国枝栄)、3着に2番人気のインディチャンプ(牡5・栗東・音無秀孝)が入った。勝ちタイムは1:31.6(稍重)。

【安田記念】ルメール「スムーズに直線に向くことが出来た」アーモンドアイはまさかの敗戦

桜花賞以来のG1制覇

 グランアレグリアが強敵を相手に圧巻の走りを見せた。レースでは中団の位置でスムーズに流れにの乗り、勝負どころでは抜群の手応えで外から進出。強豪各馬を尻目にあっという間に抜け出しを図り、終わってみれば2馬身半差の完勝。桜花賞以来となる嬉しいG1制覇となった。圧倒的人気のアーモンドアイはスタートで出遅れを見せ、追い込み届かずまさかの2着に敗れた。

グランアレグリア 8戦5勝
(牝4・美浦・藤沢和雄
父:ディープインパクト
母:タピッツフライ
母父:Tapit
馬主サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 グランアレグリア
2着 アーモンドアイ
3着 インディチャンプ
4着 ノームコア
5着 ケイアイノーテック
6着 アドマイヤマーズ
7着 ダノンキングリー
8着 ダノンスマッシュ
9着 ペルシアンナイト
10着 ヴァンドギャルド
11着 ミスターメロディ
12着 セイウンコウセイ
13着 ダノンプレミアム
14着 クルーガー

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