第10週「響きあう夢」〈6月1日 (月) 放送〜6月5日 (金) 放送  作・清水友佳子 演出・吉田照幸〉

あらすじ
裕一は「福島行進曲」の次に「船頭可愛や」を出したが、それも売れず困っていたところ、双浦環(柴咲コウ)が歌ったことで大ヒットする。音は、環の指導を受けながら「椿姫」の稽古に励んでいたが妊娠がわかり、悩んだすえ、降板。音楽学校も辞めて、女の子を出産する。

登場人物
古山裕一…幼少期 石田星空/成長後 窪田正孝 主人公。天才的な才能のある作曲家。モデル古関裕而

関内音→古山音…幼少期 清水香帆/成長後 二階堂ふみ 裕一の妻。東京帝国音楽学校在学中に妊娠し退学する。モデルは小山金子。

小山田耕三…志村けん 日本作曲界の重鎮。モデルは山田耕筰。

双浦環…柴咲コウ 世界的なオペラ歌手。音が子供の頃、「蝶々夫人」のレコードを贈る。「椿姫」のヒロイン選考会の特別審査員になり、音に厳しい助言をする。モデルは三浦環。

廿日市誉…古田新太 コロンブスレコードの音楽ディレクター
杉山あかね…加弥乃 廿日市の秘書。
木枯正人…野田洋次郎 「影を慕ひて」などのヒット作を持つ人気作曲家。モデルは古賀政男。

山藤太郎…柿澤勇人 人気歌手。モデル藤山一郎
小田和夫…桜木健一 ベテラン録音技師。

梶取保…野間口徹 喫茶店バンブーのマスター 。
梶取恵…仲里依紗 保の妻。

佐藤久志…幼少期 山口太幹/成長後 山崎育三郎 東京帝国音楽大学の3年生。あだ名はプリンスモデル伊藤久男
村野鉄男…幼少期 込江大牙/成長後 中村蒼 魚屋・魚治の息子。福島で新聞記者をやっている。「福島行進曲」の歌詞を書いた。モデルは野村俊夫。

夏目千鶴子…小南満佑子 東京帝国音楽学校の優秀な生徒。ジュリアード音楽院に留学。

藤丸…井上希美 下駄屋の娘だが藤丸という芸名で「船頭可愛や」を歌う。
おでん屋店主・山根…花王おさむ おでん屋の屋台を鉄男に譲って国に帰る。
黒崎達治…千葉哲也 「椿姫」演出家。
高梨一太郎…ノゾエ征爾 作詞家。「船頭可愛や」を作詞し、裕一に曲をつけてほしいと頼む。モデルは、高橋掬太郎。

筒井潔子…清水葉月 東京帝国音楽大学で音と同級生パートはソプラノ。
今村和子…金澤美穂 東京帝国音楽大学で音と同級生パートアルト

先生 …高田聖子 東京帝国音楽大学の教師。

田中隆…三浦貴大 早稲田大学応援団団長。
佐藤幸太郎…斎藤嘉樹 早稲田大学応援団団員。久志の従兄弟
西條八十…鈴木信二 早稲田大学教授。詩人。

事務局長 …徳井優 早稲田大学事務局長。
御園生新之助…橋本淳 慶應義塾大学応援団団長。
清水誠二…田邊和也 田中の地元・九州でバッテリーを組んでいた。

希穂子…入山法子 鉄男の恋人。鉄男の縁談を知って身を引き、東京のカフェパピヨンで働いていた。
カフェーのママ…黒沢あすか カフェパピヨンのママ。体験入店した音を厳しく鍛えるが彼女の才能も認めていた。

●福島の人々
古山三郎 …唐沢寿明 裕一の父。福島の呉服屋・喜多一の三男坊。兄ふたりが亡くなったので店を継いだ。気が小さいが大きく見せようとしがち。騙されて、喜多一を窮地に追いやる。
古山まさ…菊池桃子 裕一の母。実家がお金持ち。なかなか子供ができず諦めかかった頃、裕一を授かる。
古山浩二…幼少期 潤浩/成長後 佐久本宝 古山家の次男。裕一の2歳下。喜多一を継ぐことにする。新しい商売をしようと考えるが三郎に反対される。好きなことをしている裕一に嫉妬する。

大河原隆彦…菅原大吉 喜多一の番頭。
桑田博人…清水伸 喜多一の店員。
及川志津雄…田中偉登 喜多一の店員。親に捨てられて奉公に出た過去があり、裕一の自分勝手な振る舞いが気に入らない。

藤堂清晴 …森山直太朗 裕一の担任。音楽教育に熱心で、裕一の音楽の才能を「たぐいまれなる」と評価する。

村野善治…山本浩司 魚治の店主。三郎とよくしゃべっている。一見、いい人に見えるが、仕事熱心でなく鉄男を働かせている。借金がかさみ夜逃げする。
村野典男…三浦透馬 鉄男の弟。

新田先生…芹澤興人 裕一の小学校の先生。なんでも気合でなんとかなると思っている。
立川敦司…岡部たかし 茂兵衛のお供。
太郎…田村継 いじめっこ。

大津史郎…幼少期 細井鼓太/成人後 大津尋葵 小学校で裕一を虐めていたが、福島ハーモニカ倶楽部で裕一と仲良くなる。ハーモニカは地味なバス担当。人の気持ちに敏感。
とみ…幼少期 白鳥玉季/成長後 堀江由衣 幼い頃、裕一を虐めていた。昭和3年、川俣のダンスホールで志津という名で踊り子をやっている。再会した裕一を弄ぶ。
舘林信雄…川口覚 福島ハーモニカ倶楽部の会長。家業を継ぐため会長を退くにあたり、裕一を次期会長に推薦。裕一の音楽の才能を認めている。現実主義者。

吉野福之助…田口浩正 京都の商人。三郎に大儲けを持ちかけ、保証人にさせて逃げる。

●川俣の人々
権堂茂兵衛…風間杜夫 まさの兄。資産家。妻が病弱で跡継ぎが生まれないことが悩みの種。
権堂権蔵…森山周一郎 裕一の祖父。川俣に住んでいる。茂兵衛に子供が生まれないため再婚を勧める。昭和5年、突然亡くなる。
権堂八重…三田和代 裕一の祖母。川俣に住んでいる。家の存続のことしか頭にない。

落合吾郎…相島一之 川俣銀行 支店長。独身
菊池昌子…堀内敬子 川俣銀行 事務員。三回離婚している。
鈴木康平…松尾諭 川俣銀行 15年のキャリアの行員。裕一をダンスホールに連れ出す。
松坂寛太…望月歩 川俣銀行 2年めの若手。茂兵衛に裕一の様子を報告していた。

鈴木の結婚相手…椎名琴音 ダンスホールで鈴木が裕一に最初に「ちょうどいい」と勧めた女性。

立川敦司…岡部たかし 茂兵衛の部下。

編集長…塚本幸男 鉄男の上司。
堂林社長…斉木しげる 新聞社の社長。鉄男を娘の婿にして会社の後継者にしようと考える。
堂林仁美…春花 社長の娘。鉄男に好意を抱いている。

●豊橋の人々
関内安隆…光石研 音の父。軍に納品する馬具の製造販売をしている。出張先で子どもを助けるため電車にはねられて死亡、海に散骨される。
関内光子…薬師丸ひろ子 音の母。時々、黒い発言をして「黒密」と安隆に言われる。夫亡き後、事業を継ぐ。
関内吟…幼少期 本間叶愛/成長後 松井玲奈 音の姉。将来はお嫁さんになるのが夢。お目当ての人が音を気に入ってしまってショック。長女として結婚して家を継ごうと思っている。音と一緒に東京に出る。
関内梅…幼少期 新津ちせ/成長後 森七菜 音の妹。作家志望。クールに家族のことを俯瞰して見ている。裕一のリサイタルで音が歌う歌の歌詞「晩秋の頃」を書く。

岩城新平…吉原光夫 安隆の会社で職人をやっている。一度は辞めたが戻って来て、音の馬具制作の腕を認めている。

神埼良子…田中里念 音のクラスメイト。演劇「竹取物語」のかぐや姫役に選ばれるが音に譲り、帝役を演じる。
母親ます…篠原ゆき子 良子の母。良子にプレッシャーを与え続ける。

熊谷先生…宇野祥平 音の学校の先生。

打越金助…平田満 軍関係に物品を納入している業者。光子に気があり、安隆亡き後、言い寄る。

御手洗清太郎…古川雄大 ドイツ留学経験のある、音の歌の先生。「先生」と呼ばれることを嫌い「ミュージックティチャー」と呼べと言う。それは過去、学校の先生からトランスジェンダーに対する偏見を受けたからだった。

野島春彦…長田成哉 夏彦の兄。吟がひそかに思いを寄せていたが、音のことを気に入ってしまう。
野島夏彦…坂口涼太郎 音の見合い相手。女性は男性に付き従う者と思っている。

鶴亀寅吉…古舘伊知郎 興行師。裕一に演奏会を持ちかけ、売上金を持ち逃げする。

イラスト/おうか