サントスは7日、ブラジル人DFルーカス・ベリッシモ(24)との契約延長を発表した。2年間延長し、新たな契約期間は2024年6月までとなる。

ベリッシモは2013年にサントスの下部組織へ入団。2016年1月にトップチームへ昇格していた。

これまでサントスで公式戦102試合に出場し5ゴール1アシストを記録。センターバックのポジションで守備の要として活躍していた。

ベリッシモは、ヨーロッパのクラブがかねてから注目している存在で、以前はトリノへの移籍が近づいていたが契約ならず。今夏はサンプドリアへの移籍が取り沙汰されていたほか、ベシクタシュ、フェネルバフチェ、ガラタサライトルコの3強が揃って獲得に動いていることでも知られていた。

移籍金は500万ユーロ(約6億1800万円)程度とみられていたが、今回の契約延長により獲得は難しくなったと言える。

ベリッシモは契約延長について「サントスでのこの更新にとても満足している。このユニフォームを着て行って来た仕事に対する感謝の気持ちと、いつも求めていた感謝の気持ちだった。この夢が実現して、とても嬉しいよ」とコメント。「僕は常に自分のキャリアに最適であるものを探し、いつかブラジル代表のシャツを着るなど、他の夢の実現を目指す」と語り、現在はサントスプレーを続けることが最適と判断したようだ。

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