19日に本拠地、京セラドーム大阪東北楽天を相手に今シーズンをスタートさせるオリックス開幕投手が、山岡泰輔に決定した。山岡は当初予定されていた3月20日の開幕戦でも、開幕投手として指名されており、新型コロナウイルスの影響で、シーズンが3か月延期されたが、オリックスは予定通り、山岡が2年連続の大役を務める。

<オリックス練習試合成績>
6月2日〜4日 大阪・京セラドーム大阪
オリックス(山本) 1-2 (二保)ソフトバンク
オリックス(アルバース) 5-10 (石川)ソフトバンク
オリックス(荒西) 3-3 (バンデンハーク)ソフトバンク
6月5日〜7日 大阪・京セラドーム大阪
オリックス(山岡) 5-0 (大瀬良)広島
オリックス(田嶋) 6-10 (床田)広島
オリックス(山本) 6-3 (森下)広島
(カッコ)内は先発投手
※6試合2勝3敗1分け

 山岡は5日の広島との練習試合に登板。7回を被安打1、奪三振5、無失点の好投を披露。「新しい球種のシュートを試すこともできましたし、久しぶりに打者相手に抑えられたということはよかったと思います。しかし、抜けたボールも多かったと思いますので、もう一試合の登板でしっかりと調整できたらと思います。開幕投手を伝えられたのは、全体練習が再開したころだったと思います。昨年の開幕戦は一球の大切さを感じましたし、悔しい思いもしました。リベンジの機会を与えていただいて嬉しく思います。そういった部分も含めて、慌てすぎず、しっかりと準備したいですね」と開幕に向けた意気込みを語っていた。

 9日からは、福岡に乗り込みPayPayドームで、再びソフトバンクと3連戦、そして12日からは、京セラドームに戻り、阪神と3連戦を行い、最後の練習試合6連戦で、開幕ローテーション、開幕スタメン、開幕一軍選手の絞り込みを行っていく。ボーダーラインにいる選手にとっては、毎日が勝負の試合になることだろう。

(どら増田)

山岡泰輔