人種差別に対する抗議デモが広がりを見せる中、『名探偵ピカチュウ』や『ジュラシック・ワールド／炎の王国』で知られる俳優のジャスティス・スミスが、この抗議運動にクィアやトランスジェンダーの権利も含まれるべきだと声明を発表。その中で、自身もクィアであること、そしてボーイフレンドの存在を明らかにした。
【写真】ジャスティス・スミスとニコラス・L・アッシュのツーショット
米ミネソタ州で、ジョージ・フロイドさんが警官の過剰な暴行によって死亡した事件に端を発した抗議デモが、アメリカ国内、さらに海を越えて国外へも広がっている。
そんな折、ジャスティスがインスタグラムにて、俳優のニコラス・L・アッシュとともに、米ニューオーリンズで行われた抗議デモに参加したことを発表。その中で、「（デモでは）『Black Trans Lives Matter（黒人のトランスジェンダーの命は大切）』『Black Queer Lives Matter（黒人のクィアの命は大切）』『All Black Lives Matter（すべての黒人の命は大切）』と唱えました。僕自身黒人のクィア男性として、一定の人々がトランスジェンダーやクィアと加わると口を閉じ、『Black Lives Matter（黒人の命は大切）』とだけ叫ぶのを見て、失望しました」と、自身がクィアであることを公表。
投稿では、先月米タラハシーで、警察官に殺されたアフリカ系アメリカ人のトランスジェンダーの男性、トニー・マクデイドさんの事件に触れ、トランスジェンダーやクィアの権利もこの運動に含まれるべきだと主張した。
また、「ここ数日、多くの悲劇がありました。そこで＃blackboyjoy（黒人少年の喜び） ＃blacklove（黒人の愛）＃blackqueerlove（黒人クィアの愛）をお見せするべく、僕とニックの写真を加えます」と、抗議デモの様子とともに、ニコラスと歯磨きする様子やキスショットなど、ツーショットを投稿。「キミは僕の支えで、このすべての中を導く光。愛しているよ」と、ニコラスへ向けた愛の言葉が書かれている。
引用：「ジャスティス・スミス」インスタグラム（＠standup4justice）
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