サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回は元オランダ代表MFクラレンス・セードルフ氏がレアル・マドリー時代に決めたゴールだ。

アヤックスアカデミー出身で、現役時代にアヤックスレアル・マドリーミランなどで活躍し、5度のチャンピオンズリーグ優勝などタイトルホルダーとして知られるセードルフ氏。

マドリー時代には背番号「10」を背負っていたが、1997年8月30日ラ・リーガ第1節のアトレティコ・マドリー戦では背番号に見合うことを大いに証明するゴールを決めている。

1点ビハインドで迎えた後半30分、ハーフウェイライン付近でフリーでボールを持ったセードルフは、ルックアップして味方FWと相手DFの位置を確認すると、やや助走をつけてゴールまで約40mの距離からそのまま右足を一閃。放たれたボールはグングン伸び、シュートを全く予想していなかった相手GKフランシスコ・モリーナは逆を突かれて反応できず、ゴールネットに真っ直ぐ吸い込まれていった。

セードルフ氏の視野の広さと展開力、キックの精度と威力が合わさった見事なゴールだった。

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