リバプールのオーナー陣がクラブのリーグ優勝の瞬間に立ち会えない可能性が浮上した。イギリス『ミラー』がイギリス『タイムズ』を引用して伝えている。
17日の再開が迫るプレミアリーグだが、中断前の時点で2位のマンチェスター・シティに勝ち点差25をつける首位リバプールの優勝はあと2勝となっている。
仮にシティが17日のアーセナル戦に敗れ、リバプールが21日のエバートンに勝利した場合、リーグ優勝があと1試合で決定する可能性もあるのだ。
しかし、イギリスでは8日から、海外から入国した人に対し14日間の隔離処置を取るという新たな規則が設けられた。
これにより、アメリカ・ボストンに拠点を置く、リバプールのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)の上層部たちは、この試合に出席できない可能性が浮上している。
イギリス『タイムズ』が伝えるところによると、6月21日のエバートン戦にFSG上層部は出席できないとのこと。
だが、そもそも主要オーナーである、FSGオーナーのジョン・ウィリアム・ヘンリー氏と、会長のトム・ワーナー氏らは、ボストンからリバプールへの3000マイル(4828km)の長旅をしてまで、優勝が決定する瞬間を見に行く気はないとも報じている。
サポーターたちにとっては30年間待ちわびたタイトル、そして悲願のプレミアリーグ初制覇となるが、オーナーたちとの温度差は大きいのかもしれない。
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