神戸市兵庫区の"神戸の台所"と呼ばれる、湊川市場の入り口にあるファッションビル「パークタウン」の一角に、「湊川いちば美食街」が6月12日(金)にオープン。第一弾の食の新スポットとして、モデル店舗「湊川大食堂」が誕生する。

【写真】大衆食堂の雰囲気が漂う「湊川大食堂」の店内

湊川市場は生鮮品はもちろん、服飾・物販・サービス店が約400店舗集まる神戸有数の商店街。

今回のプロジェクトは、市場でありながら飲食店が少なかった課題に対し、新鮮食材を直に味わえる場所を作ることで"湊川の新しい顔"となり、賑わいを取り戻すことを目的としている。

■テーマはオール湊川!200種類以上のメニューを提供

モデル店として最初にオープンする「湊川大食堂」のテーマは「オール湊川」。湊川市場にある店主たちが仕入れに協力し、様々な食材・惣菜を組み合わせて調理。こでしか味わえないメニューが200種類以上そろう。

買い物ついでや通勤通学のついでに立ち寄れるような、気楽に行ける街の食堂として活用できそうだ。

メニューは明石家丸徳の魚介、ほだかビーフ黒毛和牛肉をはじめ、米やフルーツ、野菜もすべて湊川市場の商店のこだわり食材を活かしたものばかり。

和牛ハンバーグといった子供も喜ぶものから、鯛の骨蒸しなど酒のアテとして楽しみたいメニューが豊富にそろい、使い勝手のいい食堂になっている。

現在も湊川市場の食材を活かした飲食店を募集しており、今後も目が離せない"ネオ食堂"となる予定。今後の展開に期待せずにはいられない。

レトロな趣のカウンター席