triplaは、同社が運営する宿泊施設の公式ウェブページ向け宿泊予約システム「triplaホテルブッキング」を利用している国内約300軒の宿泊施設における1月26日週~5月24日週の予約状況の集計結果を6月10日に公開した。

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 今回の集計は、各宿泊施設のウェブページ上で、「triplaホテルブッキング」を介して行われた、1月26日週~5月24日週における空室検索数、予約件数、宿泊件数、予約金額を集計している(「未来の宿泊チケット」による検索・予約・宿泊・売上は除く)。

 空室検索数は、2月2日に最高を記録するもののその後減少し、緊急事態宣言発令後の4月12日の週に底を迎え、最高時と比較して80%減となった。5月24日週には、最低時の約3倍となる60%まで回復している。

 宿泊予約件数、実際の宿泊数ともに、4月12日の週に最低を記録しており、最高時と比較して宿泊予約件数が40%、宿泊数が30%まで落ち込んだ。4月19日の週以降は、予約件数が増加しつつあり、最低時の約1.8倍となる70%まで回復している。

 施設当たりの予約金額も回復の兆しが感じられる。なお、同社では宿泊予約件数が回復基調にあるものの、実際の宿泊件数の回復に、まだ時間を要すると予想している。

宿泊予約システム利用状況から宿泊施設の予約件数が回復基調にあることが明らかに