2020年1月に感染拡大し、6月現在も終息の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症

政府は『新型コロナウイルス感染症緊急経済対策』として、全戸に布マスクを2枚ずつ配布しています。

しかし、1世帯に2枚だと、家族の人数に満たない家庭も多いのではないでしょうか。

『布マスク』の追加申し込み方法

配布された布マスクの枚数が足りない場合について、厚生労働省は次のようにつづっています。

小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、高等専修学校等には4月中旬から布製マスクを配布しております。また今後2枚目を同様に順次これらの学校等を通じて、児童生徒・教職員等に配布する予定です。また、介護施設、障害者施設等の利用者・職員に、介護施設、障害者施設等を通じて、4月までに布製マスクを配布し、今後も毎月配布する予定です。

厚生労働省 ーより引用

全国の小、中、高等学校や特別支援、専修学校に通う児童生徒や教職員、また、介護・障害施設などの利用者や職員には、布マスクを順次配布しているそう。

また、介護・障害者施設には毎月配布予定と記されています。

こうした人たちのほかに3名以上の同居者がおり、布製マスクが不足する世帯のみ、以下の専用ウェブサイトにある『追加配布を希望』から申し込みが可能です。

布製マスク全戸配布 申込みサイト

代表者が必須項目を入力して送信すれば、約2週間以内に布マスクが発送されるようです。

ただし、ウェブサイトからの申し込み枚数は最大4枚までのため、5枚以上の場合はコールセンターに問い合わせる必要があります。

同月11日現在は、東京都福岡県を含む7都県のみ申し込み可能で、そのほかの道府県は全戸配布の進捗次第で随時対応予定とのこと。

全戸に配送予定の布マスクは、8日時点で約77%まで配布が完了し、15日までにはおおむね配り終えるそうです。万が一未配達だった場合は、専用ウェブサイトの『未配達』ボタンから申請できます。

洗って繰り返し使える布マスク。政府が配布しているものに限らず、1人1枚は確保しておくと安心かもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

出典
厚生労働省