リーガ・エスパニョーラ第28節が11日に行われ、3位セビージャと12位ベティスが対戦した。
リーガ・エスパニョーラは新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月中旬から中断していたが、セビージャの街を二分するダービーマッチを皮切りに約3カ月ぶりに再開。試合前には新型コロナウイルスの犠牲となった人々を偲んで黙祷が捧げられた。
先に決定機を迎えたのはホームのセビージャ。10分、ルーカス・オカンポスが右サイドから1人で仕掛け、ペナルティエリア内まで運んで右足を振り抜いたが、強烈なシュートは惜しくもポストに阻まれゴールとはならなかった。その後もセビージャ優勢の展開が続いたが得点は生まれず、スコアレスで前半は終了した。
すると54分、セビージャはエリア内の競り合いでルーク・デ・ヨングがマルク・バルトラに倒されてPKを獲得。このPKをオカンポスがしっかり沈めて、待望の先制点を獲得した。さらに62分、右サイドからのクロスにオカンポスがフリックで合わせてコースを変えると、飛び込んだエメルソン・アパレシドが頭で合わせてセビージャがリードを広げる。
2点を追う展開になったベティスは攻勢を強めるも及ばず。試合はこのまま終了し、セビージャが再開初戦をモノにした。次節はミッドウィークに行われ、セビージャは15日にレバンテと、ベティスは同日にグラナダと対戦する。
【スコア】
セビージャ 2-0 ベティス
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