サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回はバルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが決めたゴールだ。

2004-05シーズンのトップデビュー以降、バルセロナの絶対的なエースとして君臨し続けるメッシ6月24日に33歳の誕生日を迎えるが、今シーズンも公式戦31試合に出場して24得点を挙げ、フットボール界のトップを走り続けている。

これまでのキャリアで数多くのスーパーゴールを決めてきたメッシだが、中でも圧巻だったのが、2007年4月18日のコパ・デル・レイ準決勝、ヘタフェとの1stレグでのゴールだ。

バルセロナが1点リードで迎えた前半28分、メッシはMFチャビエルナンデスからのパスを自陣内右サイドで受けると、まずはマークについていた相手DFハビエル・パレデスをかわす。

さらに、カバーに来たDFナチョの股を抜き、一気にスピードを上げるとボックス付近まで来たメッシは、相手DFアレクシス・ルアーノとDFダビド・ベレンゲルの間を突破しボックス内に侵入。最後は前に出てきたGKルイス・ガルシアをもかわし、右足でゴールを決めた。

アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が1986年メキシコワールドカップイングランド代表戦で見せた5人抜きゴールを豊富とさせるこのスペクタクルなゴールは、これまでのキャリアで通算700ゴール近く決めているメッシの中でも最高のゴールと言えるだろう。

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