ミランリヨンU-20フランス代表DFピエールカルル(20)の獲得に成功したようだ。イタリア『Gianluca di Marzio』が報じている。

現在スウォンジープレーするFWアルド(24)、ACアジャクシオのDFジェデオン(22)という2人の兄と共にリヨンの下部組織で育ったカルルは、アスリート能力と高精度の右足を兼備した逸材DFだ。

主戦場は右サイドバックだが、184cmの恵まれた体躯を誇りセンターバックや左サイドバックでもプレー可能だ。ユースチームで絶対的な主力に君臨し、ゲームキャプテンも託されるカルルだが、トップチームでは今年2月のアミアン戦でベンチ入りを果たしただけで公式戦デビューは果たしていなかった。

それでも、リヨンは来季のトップチームの構想に含めており、ここまで慰留に努めていた。一方、今夏フリーで獲得可能な逸材に関してはバイエルンセビージャと共にミランなどの国外の強豪が関心を示していた。

そういった中、テクニカル・ディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏が直接獲得交渉に関与したと言われるミランが、逸材の獲得レースを制した模様だ。

なお、カルルは週明けの15日にミラン加入に向けてメディカルチェックを受診する予定だという。

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