イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、ドルトムントに所属している同代表FWジェイドン・サンチョの去就について語った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が13日に同監督のコメントを伝えている。

 サンチョは今シーズン終了後の移籍が噂されており、プレミアリーグのクラブが獲得に乗り出している模様だ。新天地候補としてはマンチェスター・Uリヴァプールなどの名前が挙がっている。

 代表チームでサンチョと共演しているサウスゲート監督は、来シーズンにサンチョがどのクラブでプレーしていようとあまり影響はないとコメント。定期的プレー時間を確保できるチームでプレーすべきだという自身の考えを明かしている。

「個人的な考えだが、イングランド代表にとってはどのような結末を迎えてもポジティブだと思う。彼がドルトムントプレーを続ければ、多くの優秀なスタッフが彼に適切な道を示してくれる。私たちにとってマイナスになることはない。もしプレミアリーグプレーするのならば、異なる環境で彼を見る機会が増えて、彼がどのように適応していくのかを見ることができる」

「最も大切なのは定期的な出場機会を得ることだ。彼の年齢では、それが学習と上達ために必要なことだ。ドルトムントではレギュラーとして活躍し、一定のレベルに達することができた。チャンピオンズリーグ出場権も彼にとってはポジティブな要素だっただろう。プレミアリーグでは、彼は別の挑戦をしなければならない。リーグのインテンシティ、クオティティが異なる環境だからね」

サウスゲート監督(左)がサンチョ(右)の去就に言及 [写真]=Getty Images