豊川悦司・常盤貴子主演ドラマ「愛していると言ってくれ」(1995年、TBS)の「2020年特別版」第3弾が6月14日に放送された。冒頭の豊川&常盤による“リモート同窓会”では、話題を呼んでいる晃次(豊川)のラフなファッションについて、豊川自身が誕生秘話を披露。ファンを喜ばせた。

【写真を見る】無造作に着こなした白シャツがセクシーな晃次(豊川悦司)

■ ファン悶絶「白シャツの破壊力すごい!!」

本作は、幼いころに聴覚を失った新進青年画家・榊晃次と、アルバイトをしながら劇団で演技の勉強を続けている女優の卵・水野紘子の、言葉を超えた純粋で繊細なラブストーリー。脚本は北川悦吏子が手掛けた。

第3弾では、晃次と実母・道子(吉行和子)のエピソードを描いた第7話「再会」、晃次のかつての恋人・光(麻生祐未)が登場する第8話「再会」第9話「秘密」を放送した。

豊川演じる晃次は初回から一貫して白シャツ・チノパン・サンダルといったラフなファッション。これが豊川の長身で細身のスタイルを引き立たせると視聴者に好評で、1995年の本放送時には「第6回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」の“ベストドレッサー賞”も受賞している。

再放送3週目となる今回も、SNSはファンの「トヨエツの白シャツの破壊力すごい」「シンプルな服装でもオシャレに見える人って素敵」「だぼっとしたシャツとパンツにビーサンでここまでセクシーな人ってほかにいない」といった興奮の声で埋め尽くされた。

■ “晃次”ファッションにはモデルがいた!

本編前に放送された“リモート同窓会”では、豊川自身が晃次の衣装に言及。「あの衣装は僕の大学の先輩で、美術部で絵を描いてる人がいて、その人がいつもそういう格好をしてたんだよね。その姿がすごく素敵だなって昔思ってたんで、よし、今回晃次っていうキャラクターにそれを拝借しちゃえと思って、最初に提案したんだよね」と、自身の発案であることを明かした。

また、走るシーンではサンダルが脱げたり滑ったりしないように濡らしてから履いていた、という裏話も披露。

晃次の魅力を引き出す大きな要素であるファッションについて次々と明かされたこの日の放送に、視聴者からは「あのトヨエツの色気を最大限まで引き出した衣装はトヨエツ発案だったのか!最高すぎる」「トヨエツに『すごく素敵』と言われるその先輩にお目にかかってみたい!」といった声が上がっていた。

■ 感動シーンに豊川が披露した驚きの裏話とは

ドラマも後半戦に突入。7話「再会」では、実母・道子との新幹線ホームでの別れの場面が登場。晃次が初めて覚えた“キツネ”の手話を晃次と道子が車窓越しに出し合って心を通わせるシーンに、視聴者からは大きな感動の声が上がった。

リモート同窓会では、豊川が「あれもいいシーンだよね。ただ、俺が『キツネキツネ!』ってやる(新幹線の)席がどうやら取れなかったらしくて、知らないおじさんが座ってて。いちおうそのおじさんに許可は取ってあったらしいんだけど、そのおじさんに向かってずっとキツネキツネってやりながら走るのはけっこうつらかったんだよね(笑)」と衝撃の秘話も披露。

「あれいいシーンだから、このエピソードはカットしてもらった方がいいかもしれないね」とニヤリと微笑み、お茶目な素顔を垣間見せていた。

6月21日(日)昼2時からは「愛していると言ってくれ 2020特別版」完結編となる第4弾が放送される。なお、TVerでは現在「愛していると言ってくれ」7~9話と「愛していると言ってくれ2020年特別版」豊川悦司&常盤貴子25年ぶりのリモート同窓会 前編」(約11分)が無料配信中。AmazonプライムVideoおよびParaviHuluでが全話視聴可能となっている。(ザテレビジョン

豊川悦司