6月19日(金)に配信がスタートする連続ドラマ「シックスティーン症候群」(毎週金曜夜0:00~、FOD配信)の完成発表会が無観客で行われ、主演の竹内愛紗、板垣瑞生、武田玲奈ゆうたろうの4人が登壇し、それぞれの役どころや、ドラマの見所、撮影時の様子などを語った。

【写真を見る】「シックスティーン症候群」完成発表会に登壇した、竹内愛紗、板垣瑞生、武田玲奈、ゆうたろう

はじめに、司会進行役の三上真奈アナが、それぞれのキャラクターについて、自分自身と共通する部分と、役作りをした点を尋ねた。

竹内は、自身が演じるイケメン女子高生、東息吹(あずまいぶき)は、サバサバしたところが共通しており、さらに「街や電車の中で若い男性を見て、ポケットに手を突っ込んで歩く様子など男らしいしぐさを研究しました」とコメント。

板垣は、チャラ男の浅田睦巳(あさだむつみ)を演じるにあたって、役作りのために台本にチャラ男の要素を書き込んでいたというエピソードを話すと、竹内が「私、間違えて板垣さんの台本を開いちゃったら文字ばっかりで、全部読んじゃいました、ごめんなさい!」と見てしまったことを告白。

他の3人から板垣は「人見知りしないところがチャラ男っぽい」と言われていたことを明かした。

武田演じる緒田沢めい(おださわめい)は、幼なじみに依存する女子高生という役柄。

武田は、自身と緒田沢めいが「女の子とばかりつるむ」という点が共通していると話すと、司会の三上アナから「めいという役は女の子らしい役でしたが、実際は?」と聞かれ、共演者は「すごく優しい」「アフターフォローがすばらしい」など、武田がお姉さん的存在だったことを明かし、絶賛した。

続いて、ゆうたろう演じる櫻井直(さくらいなお)は、見た目が女の子のようで可愛い男の子。

ゆうたろうは、自身の役との共通点を「顔がかわいい」ということを挙げ「僕も中性的なタイプなので、そういうところは似てるのかな、似ていたいなという願望もあります」と語った。ゆうたろう自身の声は低いので、役作りのために「声のトーンを上げて高めでしゃべるようにした」と話した。

このドラマは、静岡での撮影が多かったため、静岡での思い出について聞かれると、竹内は「4人でしゃぶしゃぶ」、武田は「おでんお肉お魚ギョーザ」と美味しかった食べ物の記憶が残っている話した。

一方、板垣とゆうたろうは「ひたすらサウナ」と、2人で2日に1度はサウナに行き、そこで恋バナやプライベートな話をしたことを明かした。

最後に、竹内は「シンドロームになるぐらいそれぞれの悩みや葛藤が繊細にリアルに描かれていて、私自身も原作を読んだときに共感できる部分がすごくあったし、16歳のその時がないとオトナに成長できないだろうし、みんな悩みとか辛いことがあると思うので、共感しながら見ていただけたら嬉しいです」とコメントし、完成発表会を締めくくった。

FODでは、この完成発表会の模様を6月17日(水)の昼4時から無料で配信予定。

「シックスティーン症候群」は、ティーンから絶大なる支持を得ている小夏原作の人気漫画を原作としたドラマ。

男よりもカッコよくてみんなからイケメン扱いされている東息吹(竹内愛紗)は、幼なじみで男性恐怖症の美少女・織田沢めい(武田玲奈)のことを守っていくと心に決めている。それには、小学生時代に起きためいのと事件が関わっていた。

そんな2人の前にチャラ男の浅田睦巳(板垣瑞生)が現れる。最初はゲーム感覚だった浅田だが、次第に息吹に惹かれていく。そして息吹の心も、浅田の真剣な思いとめいの間で揺れ動く。そんななか、櫻井直(ゆうたろう)という可愛らしい同級生まで現れ、三角関係から四角関係へと複雑になっていく。

息吹のめいに対する思いは責任感なのか、それとも純愛なのか。浅田の登場で息吹は女子としての恋心を知り、4人の関係性は変化していく。(ザテレビジョン

ドラマ「シックスティーン症候群」が、FODにて6月19日(金)より配信スタート