ユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、キャリア初の屈辱を経験することになった。『OptaPaolo』が伝えている。

ユベントスは17日にコッパ・イタリア決勝でナポリと対戦。試合は一進一退の攻防が続く中、互いに90分でゴールを割ることができずにPK戦へ突入。

そのPK戦では1人目のFWパウロ・ディバラがGKアレックス・メレトに防がれると、2人目のDFダニーロは枠を大きく外してしまう。対してナポリは4人全員が成功し、5人目のキッカーだったC・ロナウドに出番が回ることはなく2-4で敗れることになった。

なお、ユベントスは今年1月に行われたスーペル・コッパ決勝でもラツィオに1-3で敗れており、マウリツィオ・サッリ体制での初タイトルを再び眼前で逃すことになった。

また、この決勝戦での連敗は、フットボール界屈指の勝負強さを誇るC・ロナウドにとっても屈辱の記録に。

OptaPaolo』が伝えるところによれば、C・ロナウドはプロキャリアを通じて決勝戦での連敗を一度も経験したことがなく、今回が初めての屈辱となったという。

ちなみにC・ロナウドスポルティング・リスボンマンチェスター・ユナイテッドレアル・マドリーユベントスで通算23個のカップ戦トロフィーを獲得しており、決勝戦に進んだ場合、ほぼ確実にタイトルを獲得してきた。

そして、決勝戦での主だった敗戦は、ユナイテッド時代の2つのFAカップや2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ(対バルセロナ)、ポルトガル代表として臨んだユーロ2004(ギリシャ代表)など数えるぐらいだ。

一方、ユベントスチャンピオンズリーグで最多7回の準優勝という記録を持つなど、やや決勝戦の戦いを苦手としており、C・ロナウドの勝負強さをもってしても、なかなか悪癖克服とはいかないようだ。

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