5月末、ジョシュ・グリーン副知事が「観光業再開に向けて、COVD-19の感染拡大を抑えているオーストラリアニュージーランド、日本からの観光客の受け入れから始めるのはどうか」というようなコメントをしたことから、ハワイ好きの間ではハワイ旅行への期待が膨らみました。

ハワイの現状はどうなのでしょうか?ご紹介していきます。

自主隔離措置延長


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副知事は、「7月には観光業を再開して、ハワイの経済を立て直すべき」としていましたが、イゲ知事は、ハワイ州へ入ってからの14日間の自主隔離措置を当初の期限である6月末から7月末まで延長することを発表。

観光客はハワイに到着後の14日間、自由に観光ができないため、結果的に観光業再開とはなりませんでした。

本土からの移動も引き続き自主隔離措置の対象となってるため、観光業再開は早くても自主隔離措置が明ける8月からになると考えられます。

また、カリフォルニア州からハワイ島へ渡った21人が自主隔離措置違反で逮捕され、本土へ送還されるという事件もあり、問題になっています。

隣島間の移動は楽に


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そんな中、ハワイの島間での行き来のみ自主隔離措置が撤廃され、6月16日から島間の移動は楽になりました。
しかし、37.8度以上ある人は飛行機が利用できないなど、検温チェックと健康に関する書類提出が必要です。

島間の行き来だけでは経済活動の再開とはならず、ハワイ州は5月末の時点で失業率が全米ワースト2でした。

イベントの中止と商業施設の再開


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ハワイも一時期感染者ゼロが続きましたが、またじわりと増えています。
ビーチの開放や人種差別抗議デモなど、ニュースで見る限りとても「密」な状況がつくられており、それらが関係しているとも考えられます。

6月11日カメハメハ・デーのパレードなどの中止をはじめ、7月4日の独立記念日のイベント中止が発表されるなど、主要なイベントの中止が続々と決定する中、商業施設の再開は始まってます。

アロハスタジアムのスワップミートは6月13日に再開、オアフ島のバーや映画館、イオラニ宮殿のオーディオツアーなどは19日に再開、ワイキキ水族館は29日に再開するため、入り口での検温やキープディスタンスとマスク着用など、各施設で新たな規制が決められています。

ワイキキで歩行者天国のイベントが開催中


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参照:Honolulu Star-Advertiser

オアフ島のメインストリートであるカラカウア通りで、歩行者天国のイベントが6月14日から始まりました。

「カラカウア・オープンストリート」というこのイベントは、普段旅行者でいっぱいのカラカウア通りを地元の人に開放することで、ステイ・ホーム間の運動不足解消や気分転換をはかり、ゆっくり過ごして貰う機会を提供しつつ、閑散としたワイキキが経済的にも活性化するようにと開催されているそうです。

カーク・コールドウェル ホノルル市長もサイクリングを楽しんだ様子♪
イベント期間は6月14日、21日、28日、7月5日の朝6時から正午までとなっています。

いつもは私たち旅行者が独占しているワイキキ周辺。
現在は、サイクリングを楽しむ人や食事や買い物をする地元の人で賑わった様子です。

 


最後に、現在(6/18)の日本・ハワイ直行便フライト情報をご紹介します。

JAL : 2020年7月31日まで臨時運休
ANA : 2020年7月31日まで臨時運休
ハワイアン航空 : 2020年7月14日まで運休(新千歳空港7月19日まで)
デルタ航空 : 2020年10月24日まで運休

 




【6月17日現在】ハワイ旅行はいつ頃行ける?現状をご紹介