みなさんは、クスクスという動物をご存知ですか?



クスクス」という笑い声のような可愛いネーミングが印象的ですよね。



この動物はオーストラリアなどに生息する雑食動物で、カンガルーコアラと同じ有袋目に分類されています。



今回はそんなクスクスについてまとめてみました!



珍獣クスクス

出典:Wikipedia(©Sakurai Midori)



クスクスは、哺乳網有袋目クスクスクスクス属に含まれる動物の総称で、「カスカス」や「ユビムスビ」とも呼ばれています。



まずは珍獣と言われる、クスクスの特徴を解説します。



クスクスの生息地



クスクスオーストラリアの北端部のヨーク岬半島、ニューギニア島の熱帯林、マルク島、スラウェシ島、ソロモン諸島、モルッカ諸島などに生息しています。



クスクスの大きさや外見



頭から胴体までの長さが27~70㎝、尾の長さが24~48㎝、体重は5kg前後です。



胴体は体毛で密に覆われていて、尾には体毛で被われていない裸出部があります。



基本的にメスよりもオスの方が大きく、頭は丸くて小さく、目は大きいです。また、耳は短くほとんど毛に隠れていて見えません。



雌の腹部にはカンガルーコアラのように、育児嚢(いくじのう)があり前方に開口しています。



そして前肢の指には鉤状の爪が生えていて、木登りが得意なんだとか。



後肢の第1趾には爪がなく、他の指と対向させることができるため、枝をつかみやすいようになっています。



クスクスの生態



クスクスタウリン、疎林、ユーカリ林などに生息していて、主に木の上で生活しています。



木の葉を主食としており、果実、樹皮、卵なども食べます。そんなクスクスの腸は、植物の葉を消化するために長くなっています。



また、単独生活が基本のクスクスは、夜行性で動きは緩慢です。



クスクスという不思議な名前



クスクスという名前はどのような意味があるのでしょうか?笑い声のような可愛い名前がついた由来をまとめてみました。



名前の由来



クスクス」は、現地の言葉で『おなら』という意味です。



クスクスは臭腺を持っており、糞尿を使って臭いをつける行動をすることから、「クスクス」と名付けられたのではないかといわれています。



クスクスの別名



クスクスの別名は、「カスカス」や「ユビムスビ」と呼ばれています。



足の第2指と第3指が癒合しているところから、「ユビムスビ」とも呼ばれるようになったそうです。



クスクスの仲間たち



クスクスは総称名で、7~10種類に分類するそうです。この項目では、クスクスの仲間たちを紹介したいと思います!



ブチ模様がかわいい「ブチクスクス」

出典:wikipedia.org



ブチクスクスは、ブチ模様が特徴的なクスクスです。



体形は原猿類、尾の形はリングテイルに似ており、顔は丸く、耳は小さいです。



尾はとても長く、ものに巻き付けることができます。そして羊毛のような毛をしており、メスはオスよりも大型です。



体色はメスでは灰白色ですが、オスの背中にはブチの模様があります。



茶色い毛だけど「ハイイロクスクス」

出典:wikipedia.org



ハイイロクスクスは、体長が32~65㎝で、尾長は24~61㎝のクスクスです。



名前は「ハイイロクスクス」ですが、実際の体毛は茶の毛をしています。



名前は違うけどクスクスの仲間「フクロギツネ」



フクロギツネは、クスクスという名がついていませんが、クスクスの仲間です。



三角形の大きな耳を持ち、キツネに似ていることから「フクロギツネ」と名付けられました。



オーストラリアやタスマニア島などに広く分布しており、体毛は厚くて密生しています。



毛色は、灰色、褐色、黒色、クリーム色など様々で、タスマニア島のフクロギツネは黒色や灰色になる傾向があり、オーストラリア本土よりも体が大きいです。



まとめ



クスクス日本人にはあまり馴染みがないかもれませんが、一度名前を聞くと忘れられない動物です。



カンガルーコアラと同じように有袋類であり、夜行性特有の大きな目が特徴です。



クスクスの名前は、「おなら」が由来となっており、笑い声や食べ物の「クスクス」とは特に関係ありませんでした。



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出典:Wikipedia(©Sakurai Midori) / Wikipedia(Common spotted cuscus) / Wikipedia(Northern common cuscus)