再開初戦のバルセロナ戦で個人技を見せるなど、スペイン挑戦1年目で存在感

 マジョルカの日本代表MF久保建英は、スペイン挑戦1年目でリーグ戦27試合3得点2アシストの成績を残している。再開後初戦のバルセロナ戦でも存在感を示すなど、注目度は一層増しているが、リーガ公式インスタグラムが「星のように輝く」と熱視線を送っている。

 バルセロナの下部組織「ラ・マシア」出身の久保は、2015年3月に帰国してFC東京の下部組織に所属。16年にJ3リーグでJ史上最年少記録を更新し、翌年11月にはFC東京のトップチームとプロ契約を結んだ。

 2019年夏にFC東京から名門レアル・マドリードへ完全移籍し、シーズン開幕直後にマジョルカへの1年間のレンタル移籍が決定。昨年11月10日リーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦(3-1)でスペイン初ゴールを挙げると、一度はベンチスタートに降格するも再びスタメンの座をつかんでいる。

 リーグ再開初戦となった13日のリーガ第28節バルセロナ戦(0-4)では、ドリブルからのシュートで相手ゴールを脅かした久保。マジョルカは再開後3試合で1分2敗と勝利に恵まれていないが、19歳のレフティーの存在感は増している。

 リーガ・エスパニョーラ公式インスタグラムは、「星のように輝く」と綴るとともに、久保の試合中のショットを投稿。注目度の高さを示すように、海外ファンからも多くのコメントが寄せられている。

スペインでベストヤングプレーヤー
「久保>ジョアンフェリックス」
「久保は未来のスター」
「私のアイドル」
「期待している」

 マジョルカは依然として自動降格圏の18位。残留を果たすためには久保の活躍は不可欠だ。(Football ZONE web編集部)

マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】