ユヴェントスを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピアニッチとの衝突を否定した。21日、イタリアメディア『スカイ』が伝えている。

 ユヴェントスは17日に行われたコッパ・イタリア決勝でPK戦の末にナポリに敗戦。今季残るタイトルはセリエAチャンピオンズリーグとなっているが、今年1月のスーペルコッパ・イタリアーナ決勝(ラツィオに1-3で敗戦)に続いて決勝で敗れた影響もあってか、チーム内の雰囲気が悪化していることが噂に。一部報道では練習場でピアニッチがサッリ監督と衝突したことが報じられている。

 しかし、サッリ監督は「それはフェイクニュースだ。言い争いなどはしていない」と報道を完全否定。「彼は今シーズン私が起用した選手の中で最も出場している選手の1人だ。中盤の選手が3人いる中で彼は決定的な働きをするから彼に頼らなければいけないことがある」とピアニッチが重要な選手であることを強調した。

サッリ監督との衝突が報じられたピアニッチ [写真]=Getty Images