映画『シンデレラ』や『ベイビー・ドライバー』などに出演の女優リリー・ジェームズが、新作映画で実在した“男装の銀行強盗”役で主演を務めることが明らかになった。

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 Varietyによると本作は、実在したテキサスの銀行強盗ペギージョータラスの人生に着想を得た、真実のクライム・ラブストーリー。The Hollywood Reporterによれば、ペギージョーは、当時珍しいタイプの銀行強盗で、男装して銀行を襲い、いつも単独行動をとり、決して武器を持ち込まなかったという。

 リリーが演じるペギージョーは美しい人物で、本や映画にロマンティックに没頭しかちだという。別れたばかりの恋人が、銀行で働く同僚と結婚すると耳にし、大きなヒゲと後ろ前逆に被ったカウボーイハットで男装し、銀行強盗に手を染める。

 彼女の愛する『明日に向って撃て!』のような物語に触発され、経済的に苦しむ家族を救うため、「カウボーイ・ボブ」として銀行を次々襲ううち、彼女はより大胆になり、FBIの敏腕エージェントのビショップの猛烈な追跡にあうことに。逃亡の途中で、ペギージョーは自分と同じく本や詩のファンタジーの世界に逃避と癒やしを求めるチャーリーに思いを寄せるようになるという。

 監督は『ボーン・コレクター』や『ソルト』などのフィリップノイスが務め、『あと1センチの恋』のサイモンブルックスが自身のプロダクション会社Canyon Creek Filmsを通じてプロデュースするようだ。

リリー・ジェームズ、実在した男装の銀行強盗役に (C)AFLO