6月26日(金)の日本テレビ系金曜ロードSHOW!」では、「みたい映画リクエスト」第二弾として3週連続放送の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ完結編のPART3を放送する。

【写真を見る】主人公・マーティが美少女に!?“未来の娘役”も演じる

シリーズ完結編「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」では、タイムマシン車「デロリアン」と共に消えたドク(クリストファー・ロイド)を追い、マーティ(マイケル・J・フォックス)が100年前の西部開拓時代へ向かう。そこで無事にドクを見つけ出すものの、デロリアンが故障。二人で1985年に戻る計画を立てる中、ドクは運命の女性と出会ってしまう。

■ <ポイント1>1人で何役も演じる、登場人物に注目

主人公・マーティ役のマイケル・J・フォックスは、PART2では“未来のマーティ”、“未来の息子役”、“未来の娘役”と1人4役を演じ、PART3では“100年前の祖先役”も演じる。

さらに、マーティの母親役のリー・トンプソンは、PART1では“現在”と“ハイスクール時代”、PART2では“ビフの妻”を演じたが、PART3では同じく“祖先役”でも登場する。

また、マーティの父親の天敵ビフ・タネン役のトーマス・F・ウィルソンは、PART1では“父親の会社の上司”と“ハイスクール時代”、PART2では“30年後の老け役”、“歴史が変わってしまった1985年での大富豪役”も演じた。PART3では、“町の荒くれ者”として再びマーティの前に立ちはだかる。

ほか、PART1、PART2でスキンヘッドの厳格なキャラクター、“ストリックランド教頭”を演じたジェームズ・トールカンもある役で再登場。厳格なキャラクターはそのままだが、スキンヘッドではないため意識して見ないと見過ごしてしまう可能性も。“ストリックランド”という、特徴のある名前が鍵となる。

■ <ポイント2>2度ある事は3度ある!?お約束シーンに注目

PART1では、マーティをつかまえようと車で追いかけるハイスクール時代のビフが、最後は堆肥の山に突っ込んでしまい、マーティを取り逃がすというシーンがある。

PART2でも、車を運転するビフがマーティとスポーツ年鑑を奪い合うシーンで、最後はやはり堆肥の山に突っ込んでしまう。

PART3の舞台となる1885年にはまだ自動車はないが、2度ある事は3度あるのだろうか。

■ <ポイント3>物語の鍵を握る?未来のスケボー「ホバーボード」に注目

PART1の1955年の世界では、マーティがキャスター付きの台車をスケボー替わりに利用していたが、PART2の2015年の世界では、“宙に浮かぶスケボー”として「ホバーボード」が登場する。

マーティが天敵であるビフの孫・グリフから逃げる際に大活躍したアイテムだが、100年前にタイムスリップする際にタイムマシンのデロリアンに何気なく積んでおくシーンが登場。実はこれが大きな伏線となっており、1855年の世界で鍵を握るアイテムとなっている。

■ <ポイント4>因縁の建物、時計台の歴史も明らかに

1985年では故障して止まった状態で登場する時計台だが、実はマーティが1955年から30年後に戻ろうとした時に利用した落雷が原因だったという因縁の建物。この時計台の歴史も明らかになる。

■ <ポイント5>主人公マーティの彼女と30年後のマーティに注目

PART2の冒頭では、彼女と2人でドライブデートに行く直前だったマーティ。そこへ未来から戻ってきたドクが現れ、ドクの誘いでマーティは彼女と一緒に30年後に向かうデロリアン号に乗る。

ところが、道中で足手まといに感じたドクは、彼女を眠らせてしまう。彼女はPART3の後半に再び登場するが、その間、彼女はずっと眠っていて記憶もあいまいになっている。

また、30年後の2015年では、「マーティは交通事故でけがして仕事もクビになり、決して順風満帆な未来を送っているわけではない」という様子が描かれている。

これらの出来事に注意すると、ドクの名せりふ「未来は自分で切り開くもんなんだよ」がさらに意味を持つものになる。

■ PART2までのあらすじ

主人公の高校生・マーティは、親友の博士・ドクの作ったタイムマシン・デロリアン号で1985年の現代から30年前の1955年にタイムスリップしてしまう。そこで若き日の両親に出会うのだが、母親がなんとマーティに恋をしてしまい歴史が変わってしまうかもしれない事態に。

このままでは自分自身が存在しなくなってしまうマーティだったが、両親を元通りカップルにする事に成功し、30年前のドクの協力も得て、1985年に戻ることに。

ところが、今度は30年後の未来でトラブルが発生。ドクとともに30年後の未来に向かいトラブルを解決するが、二人がタイムマシンから目を離していた隙に、未来のビフに悪用されてしまう。

ビフは2015年のスポーツ年鑑を持ち出してタイムマシンで1955年に戻り、ハイスクール時代の自分にそのスポーツ年鑑を渡していたのだ。この年鑑を悪用してビフは大資産家となり、マーティとドクが1985年に戻ると世界は荒れ果てた姿へと変貌していた。

世界を元に戻すため、マーティとドクは再び1955年へ。2人は何とかビフからスポーツ年鑑を取り返し、あとは1985年に戻るだけとなった。

しかし、突然の落雷でドクがタイムマシーンとともに消えてしまい、マーティ一人が取り残されてしまう。途方にくれていたマーティだったが、突如現れた郵便局員から1通の手紙を手渡される。

それは100年前にタイムスリップしたドクからの手紙だった。タイムスリップしてしまったドクを連れ戻すため、マーティは1955年のドクに協力を仰ぐ。

さらに「金曜ロードSHOW!」では、今回の放送を記念して、Twitterで完結編のみどころを「#一緒に見ようBTTF3」のハッシュタグをつけて投稿する企画を開催。35年間何度も見てきたファンも、今回初めて見る人も、一緒に盛り上がる企画となっている。(ザテレビジョン

6月26日(金)の金曜ロードショーは「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」を放送