
あーやん(@a_sasayaki)さんが、祖父母にまつわるエピソードをTwitterに投稿。
またたく間に拡散され、13万件以上の『いいね』が寄せられるほどの反響が上がっています。
60年以上連れ添った祖父母の話
投稿者さんには、60年以上連れ添ってもなお、仲睦まじい祖父母がいました。
足腰が弱っても「一緒に居たいから」と同じ老人ホームに入居し、孫である投稿者さんの前でも「大好き」と想いを伝え合ったり、横に並んで座り、手をつないでいたりしたそうです。
投稿者さんが当時の恋人を紹介した時は、祖母がたくさん彼を褒めていたことに、祖父がすねたひと幕もあったといいます。
祖母の『遺影』に、祖父がもらしたひと言
そんな相思相愛な2人に、別れの時がやってきました。
祖母が亡くなったのです。
通夜の日、力なく車椅子で運ばれた祖父は、祖母の遺影を見て「これ…誰」といったそう。
投稿者さんは祖父の発言に戸惑いつつも、遺影に使用したのはふくよかで穏やかだった5年前の祖母の写真だと伝えました。
しばらく無言で遺影を見つめた祖父。理解した様子でふと顔をゆるめ、「本当だ」といった後、ポツリとつぶやいたのです。
「惚れ直したわ」
「...惚れ直したわ」
— あーやん (@a_sasayaki) June 21, 2020
遺影見て!その台詞!言っちゃう!?!?
もう好きしかなかった。
マジ尊い。
その半年後に爺ちゃんも後を亡くなって。
親族葬なのに縁のあった方がお別れに来られ、坊さんすら読経中に泣くというお見送りでした。
凄く人を愛し、愛された人だった。
そんな2人の写真。
→ pic.twitter.com/9FOOY5qa9q
60年以上も想い合って過ごし、祖父母が育んだ愛は、計り知れません。
2人で手と手を取り合い、互いを尊重しながら、幾多の困難を乗り越えて生きてきたのでしょう。
祖父母のエピソードに涙した人々から、たくさんのコメントが寄せられています。
・温かい祖父母のエピソードに、涙があふれました。私もこんな夫婦になりたいです。
・とてもいい話。僕も妻に「末永く愛しているよ」と伝えていきたい。
・私の祖母も最近亡くなったのですが、出棺の間際に祖父が「天国でまた結婚しような!」って声をかけていたのを見て、泣きそうになったのを思い出しました。
投稿者さんによると、祖母が死んだ半年後、祖父も後を追うように亡くなったそうです。
親族と縁の深い人たちだけで葬儀をしたところ、祖父と関わりのあった住職が読経中に涙をこらえて鼻声になるなど、温かい見送りになったといいます。
投稿者さんは、最後に祖父母のことを次のように表現しました。
「すごく人を愛し、愛された人だった」
きっと投稿者さんの祖父母は、天国でも2人並んで座り、手をつなぎながら、思い出話に花を咲かせていることでしょう。
投稿全文はこちら
色々思い出したので吐き出し。
— あーやん (@a_sasayaki) June 21, 2020
うちの爺ちゃんと婆ちゃんのお話。
凄く仲睦まじい2人だった。
駆け落ちしたのも頷ける。
一緒に居たいから、と勝手に老人ホームに入ったんだけどね。
足腰弱くなっても2人横に座ると気付けば手を繋いでた。
60年連れ添ってこれて。
孫の前でも「大好き」言ってた。
→
当時の彼氏を連れてったら婆ちゃんが褒めまくって爺ちゃんが拗ねたりするとか可愛過ぎた。
— あーやん (@a_sasayaki) June 21, 2020
そんな2人にもお別れの時が来て。
婆ちゃんが先に亡くなった。
お通夜の日。
力無く車椅子で運ばれる爺ちゃん。
遺影を見て「これ...誰?」
ボケた!?と思ったけど、亡くなる5年前の写真で作った遺影。
→
亡くなった時よりもふくよかで穏やかな顔の婆ちゃんの写真だったから、それを伝えてみた。
— あーやん (@a_sasayaki) June 21, 2020
無言で遺影を見詰める爺ちゃん。
暫くしてふと顔が緩んだ。
「ほんまやぁ...婆さんや...」
良かった!伝わった!と思った次の瞬間。
爺ちゃんが言った言葉が私の中で最高ランクにエモい。
→
「...惚れ直したわ」
— あーやん (@a_sasayaki) June 21, 2020
遺影見て!その台詞!言っちゃう!?!?
もう好きしかなかった。
マジ尊い。
その半年後に爺ちゃんも後を亡くなって。
親族葬なのに縁のあった方がお別れに来られ、坊さんすら読経中に泣くというお見送りでした。
凄く人を愛し、愛された人だった。
そんな2人の写真。
→ pic.twitter.com/9FOOY5qa9q
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @a_sasayaki

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