自然や海鮮などの魅力が豊富な北海道には見どころが多く、週末や休日などに出かけたいスポットが盛りだくさんだ。

【写真】緑や池に囲まれた開放的な園内

今回はおでかけ情報サイト「ウォーカープラス」の持つアクセスデータから、北海道で人気のおでかけスポット7選を紹介しよう(データは2020年4月1日時点のもの)。

洞爺湖町曙公園・中央公園・小公園キャンプ

水の駅の西側の湖畔に接し、景観美しいキャンプ場を設ける公園。芝生が広がる場内はテント約150張が設置でき、設備は炊事棟とトイレのみとシンプルなので、落ち着いた雰囲気で自然を満喫できる。夜には洞爺湖温泉の夜景が楽しめるのも魅力だ。

周辺では、洞爺湖の自然や環境を損ねないようルールを定めたマリンジェットなどを楽しめる。このほか、約60度の温泉水を購入可能な「町立温泉スタンド」などもあり、キャンプだけではなく、アクティビティ、ショッピングを楽しむことができる。

■札幌芸術の森

札幌市南区にある総合芸術施設。北方の新しい芸術・文化の創造を目指して1986(昭和61)年にオープンした。現在では「芸術文化都市さっぽろ」のシンボルとして、個性ある新しい札幌の文化を育むことを目的に、自然・都市・芸術・文化が調和した環境作りを目指している。

四季折々の表情を見せる広大な園内には、国内外の彫刻作品を常設展示する「札幌芸術の森 野外美術館」などの屋内外の美術館や、体験制作のできる各種クラフトの工房が点在する。有島武郎旧邸や工芸館のほか、音楽練習などができる貸施設もあり、札幌市の芸術や文化のシンボル的存在として親しまれている。

■星野リゾート トマム

ザ・タワー」と「リゾナーレトマム」の2つのホテルを中心に、四季を通して北海道を体感できるアクティビティや食を楽しめる。春から秋にかけて、早朝の気象条件がそろった時に見える雲海は必見だ。「雲海テラス」ではその眺めを堪能することができる。ウシやヒツジがいる広大なファームエリアでは、北海道らしい大自然の中でゆっくりと過ごせる。

非日常を味わえる体験が豊富に用意されており、連泊で利用する人も多い。雲海テラスのほか、ウェーブプール「ミナミビーチ」や手つかずの自然の川を下る「ラフティング」など、豊富なアクティビティが楽しめる。

■蘭島海水浴

100年以上の間、海水浴場として多くの人々に親しまれてきた歴史ある海水浴場。ビーチは遠浅で、波は静か。近くにストーンサークルや古代文字の洞窟などがあり、子供の探検場所に最適だ。

また、広い砂浜は安心して遊ぶことのできる子供たちの砂遊び場として人気を集める。積丹半島に沈む夕日が美しい光景を見せるところも魅力だ。テントレンタルもしているので、デイキャンプを楽しむこともできる。温水シャワー(大人350円、小人200円)やトイレなど、快適に過ごせる設備も充実し、国道5号線沿いにあるためアクセスも便利。

■国営滝野すずらん丘陵公園

札幌市滝野に開かれた、道内で唯一の国営大型公園。不可思議な造形と生物の巣が持つ面白さをモチーフにした遊具や、パークゴルフ場、釣り、水遊び、サイクリングができる施設がそろう。冬にはスキー場がオープンし、季節によってさまざまな楽しみ方ができる。レストランや焼肉ガーデンなどの食事処も充実。

渓流ゾーンにはいくつかの滝が点在しており、滝巡りも楽しみ方のひとつ。なかでも、日本の滝百選に選ばれた「アシリベツの滝」は必見。公園の北西端の厚別川本流にかかる高さ26メートルの滝で、札幌市内でも最大級だ。

サッポロファクトリー

1993年に開業した大型商業複合施設。1876(明治9)年に創業された、日本人の手による初のビール工場・サッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所だった跡地に作られ、当時の赤レンガを残した開拓使時代の歴史をたどる見学施設がある。高さ約40メートルもあるガラス張りのドーム型の天井からは太陽光が差し込み、明るく開放的なスペースでショッピングが楽しめる。

多くのアウトドア、アパレル、家具など多くのショップがそろっており、家族みんなで楽しめる場所。イベントも多く開催されているので、イベントと合わせて訪れたい。

■ノースサファリサッポロ

札幌中心部から車で約40分のところに位置する”超”体験型動物テーマパーク。今年はデンジャラスゾーンがリニューアルオープンしたほか、アフリカゾーンではキリンシマウマハイエナサーバルキャットなどが一緒に暮らす姿を見られるのが魅力。子供に人気のカピバラ小動物カワウソミーアキャットなども間近に接することができる。 ほか、ライオンのエサやりと肉球タッチ、鷹匠体験、フクロウ・タカ腕乗せ体験などが有料で体験できる。フードコート(ンゴロンゴロ)ではBBQ、映える食べ物や可愛い食べ物、ゲテモノ料理などが用意されている。

時期によってアトラクションや展示内容が変更になる場合もあるので、事前にしっかりと確認を。何度でも訪れたい施設が豊富なので、今から予定を立てておこう。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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洞爺湖が見渡せる広々とした公園のキャンプ場