きりたんぽ、稲庭うどんなどの名物グルメをはじめ、美しい自然が魅力の秋田県は、週末や休日に出かけたい場所が豊富にそろっている。

【写真】かまくらの街、横手にある観光総合施設

今回はおでかけ情報サイト「ウォーカープラス」の持つアクセスデータから、秋田県で人気のおでかけスポット5選を紹介しよう(データは2020年4月1日時点のもの)。

■クアドーム ザ・ブーン

秋田市の太平山リゾート公園内にある温水プール・日帰り温泉施設。天井を通して自然光が降り注ぐ巨大ドーム内で、1周80メートルの流れるプールやウォータースライダーなど6種類のプールが楽しめる。全てのプールに温泉を使用しており、施設内は1年を通して暖かいので、常夏気分を味わえる。

また、自然豊かな景観を眺めながら水着で入浴できる開放的な露天風呂も用意されている。泉質は体への負担が少ないとされている弱アルカリ性で、高齢者もゆっくり入浴できる。イベントなども開催されており、1日中レジャーを楽しめる場所なので、ぜひ親子3世代で訪れよう。

■秋田ふるさと村

東京ドーム約4個分という広大な敷地にある、雨が降っても安心の全天候型テーマパーク。見る、触れる、遊ぶ、体験する、味わうといったモチーフで、秋田の魅力を楽しむことができる。伝統工芸を一堂に集めた工芸展示館は見ごたえがあり、工芸工房では実際に作業風景が間近で見られるほか、体験教室も開催している。

西洋の城の外観をしたワンダーキャッスルは、楽しみが詰まったアミューズメントコーナー。3・4階のトリックアートワールドで、不思議な世界が体感できる施設だ。ふるさと料理館では稲庭うどんをはじめ、秋田のグルメも味わえる。

日本国花苑

日本各地から集められた200種2000本の桜を、2年がかりで植樹した桜の里。自然が多く、桜のほかにもバラやツツジなどが植栽されており、春夏秋冬、四季折々の花が楽しめる。園内には遊具を設置したチビッコ広場をはじめ、パターゴルフ、グランドゴルフ、テニスコートなどの有料運動施設や男鹿の山々を見渡せる浴場(有料)も完備。また、2000(平成12)年から実施されている彫刻コンクールの受賞作品41基が展示されており、季節の花々と共に訪れる人の目を楽しませる。炊事場が完備されたキャンプ場もあるので、レジャースポットとしても最適だ。

■男鹿水族館GAO

日本海の海際という絶好のロケーションに建つ水族館。おもちゃやプールで遊ぶ豪快なホッキョクグマは、施設で一番の人気者だ。入口すぐの男鹿の海大水槽、日本の海水魚コーナー、秋田の川コーナー、サンゴコーナー、アマゾンコーナー、2種類のペンギンを展示するペンギンコーナー、クラゲコーナー、タッチプール、アザラシアシカ(ふれあい's館)など、多数の見どころが設けられている。

秋田県の県魚であるハタハタに特化した「ハタハタ博物館」では、ハタハタの知られざる生態や秋田に根付いている食文化、漁の歴史についても学ぶことができる。

■田沢湖オートキャンプ場縄文の森たざわこ

日本一深い湖・田沢湖畔にあるキャンプ場。サイトは「くにますサイト」「いぬわしサイト」に分かれている。くにますサイトには22区画のテントサイト、5区画のキャンピングカーサイト、約20張りのフリーサイトが用意されており、共同のサニタリーが利用可能。いぬわしサイトは24区画のテントサイトと縄文風バンガローが5棟用意されている。

場内では湖水浴やボートで湖と山の風景を楽しめるほか、ジャンボウサギコーナーやカブトムシの家などの設備もあり、動物や昆虫と触れ合える。韓国ドラマの撮影でも使われたことのあるキャンプ場で、雄大な自然が満喫できる。

時期によってアトラクションや展示内容が変更になる場合もあるので、事前にしっかりと確認を。何度でも訪れたい施設が豊富なので、今から予定を立てておこう。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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広々としたセンタープールは水深1.1メートル