LINE株式会社では、同社が保有する約523万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
このたびLINEリサーチでは、高校1年生~3年生の男女を対象に、高校生の音楽事情について調査を実施いたしましたので、その結果をお知らせします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:http://research-platform.line.me/archives/35396147.html
■9割弱の高校生が、ほぼ毎日音楽を聴いている

まずは高校生たちに「ふだんどのくらい音楽を聴いていますか?」という質問をしてみました。すると「毎日、聴いている」と答えた人は60.7%と約6割にも。さらに、「ほとんど毎日、聴いている」が25.7%、「たまに聴いている」が10.9%と、合わせると97.4%となり、ほとんどの高校生が音楽を聴いていることがわかりました。”毎日”もしくは”ほとんど毎日”音楽を聴くというヘビーリスナーは、全体の9割弱。高校生にとって、音楽を聴くことは、生活の一部となっています。

動画サイトの無料視聴で音楽を聴く高校生が多数。JKの5割弱はCDを買って聴いている。
それでは、高校生たちはなにで音楽を聴いているのでしょうか。「ふだん音楽をなにで聴いてる?」と質問したところ、女子高生では8割近く、男子高生でも7割以上が「動画サイト(無料)」と答えています。最近のミュージシャンの中にはYouTube等の”動画配信サービス”を利用して楽曲配信を行う人も多く、気になるミュージシャンや楽曲があると、まず動画サイトでチェックするというのが主流なのかもしれません。

注目したいのが「CDを購入する」という女子高生が48.2%と、男子高生の倍近くもいることがわかりました。CDを手元に置いておきたいというのはもちろん、CDを購入すると特典がついてくるケースや、CDでしか聴けないミュージシャンや曲もありますよね。そういった点も購入動機につながるかもしれません。非売品のポスターやリーフレットなどは、“お気に入りのミュージシャンのものなら手元に保管しておきたい”、そんな気持ちもあるのかもしれません。

いつでもどこでも手軽に音楽を楽しめる「音楽配信サービス」は、無料のものの人気が高く女子高生で43.7%、男子高生で50.3%の人が利用しているという結果に。一方、定額制の有料の音楽配信サービスでは、女子高生男子高生ともに2割前後にとどまっています。無料で聴けるものを中心に楽しんでいる人が多いことがわかります。

■有料の音楽配信サービスはなにを使ってる?「LINE MUSIC」が人気

音楽配信サービスは無料のものを利用している人が多かったものの、楽曲の豊富さなどの魅力がある、有料の音楽配信サービス。利用している高校生たちに、なにを使っているか聞いてみました。すると、女子高生男子高生ともに「LINE MUSIC」を利用している人が約4割とトップ。2位は「AppleMusic」、3位は「Amazon Prime Music」、4位は「Spotify」という結果になりました。女子高生と比べて男子高生では、2位~4位までいずれも2割を超えています。各配信サービスによって配信されている楽曲や機能が異なるため、男子高生はそれぞれ自分に合ったものを使っているのかもしれません。

女子高生男子高生で違う?高校生が好きなミュージシャンは? 女子高生では韓国アイドルやジャニーズが、男子高生はバンドが多くランクインする傾向がありました。2020年5月時点の調査で、女子高生男子高生ともに共通して人気があるのは「嵐」「米津玄師」「Official髭男dism(愛称はヒゲダン)」。楽曲のジャンルや雰囲気は異なりますが、女子高生からも男子高生からも支持されています。

女子高生に人気のミュージシャンでは、1位、7位、8位、10位にジャニーズがランクイン。5位には、男女混成バンドである「Mrs. GREEN APPLE」もランクインしています。 男子高生で1位の「LiSA」は、パンチのある歌声が人気の女性ミュージシャンです。テレビアニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマにもなっている「紅蓮華」が大ヒットしました。2位には僅差で「Official髭男dism」がランクイン。ドラマの主題歌にも多く使われています。4位に入っている「ヨルシカ」は、2017年に結成された男女2人組のユニットで、ボカロPn-bunaが結成したバンドとしても話題になりました。


LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。


【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:高校1年生~3年生男女
実施時期:2020年5月27日~28日
有効回収数:1042サンプル


【「LINEリサーチ」について】

「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約523万人のアクティブモニターのうち10~29歳が53%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2020年5月時点

「LINE リサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

配信元企業:LINE株式会社

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